mixiユーザー(id:871510)

2020年09月21日22:49

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賛成・反対したら、検証してみる

以前に書いた反証可能性についての日記に関係していた内容です。

・反証可能性の大切さ
https://note.com/i_perception/n/ncbf1453c7646


何かの考えに対して、意見のやり取りをする際に、その意見に「反証可能性」があるならば、「○○であるならば間違っている」と言う条件がはっきりしていることになります。

と言う事は、ある時点で「こっちが正しいと思う」、「こうなるはずだから誤りではないか」と言うようなやり取りをしたとしたら、将来のある時点で、その反証可能性に従って、実際にどうだったのか「検証」が出来ることになります。


「検証」をきちんと行う事で、ある時点で正しいと思えたことが、あとでそうではないと証明されることもあるでしょう。
また、逆に明らかに間違っていると考えたことが、いつまでも間違いの条件を満たす事態が起こらず、間違いとは証明されないこともあるでしょう。


こうして、「賛成」、「反対」と言うその時点での「点」での考えで話を終わらせずに、後に検証して「線」での関わりを持つことが、「自分の意見に責任を持つ」と言う事なのだと考えます。


もちろん、ある時点で自分が「こうだ」と言い切った事や、場合によっては他人と対立してしまった場合、それが誤りかもしれない事を検証するのは、抵抗感があるかもしれません。

しかし見方を変えれば、「ある時点での理解や直感が事実と異なる場合がある」と言う経験をすることが、主観を盲信しない客観的な視点を持ったり、他者の意見を尊重する謙虚な姿勢に繋がると言うプラスにも繋がると言う事です。


また「検証」を行う事を前提にすることで、ある時点での言い合いや、相手を黙らせるだけのテクニック的な言い争いではなく、例えば、証明問題に協力して取り組む共同研究のような前向きな関わり方が持てるのも良いことだ考えます。

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