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2020年07月25日00:46

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2020/07/19(日)We are RAISE A SUILEN@天王洲 銀河劇場

舞台「We are RAISE A SUILEN」、千秋楽を観てきました。

二部構成、ライヴも含む、全2時間45分。濃く、同時に終わってみればあっという間の時間。
ひとりひとりのエピソードを知り、観終えた後RASがさらに身近に好きになった舞台でした。


内容、構成などに一部触れますので、ネタバレ注意。










1曲目、オープニングシーンでの「Beautiful Birthday」の生演奏の時点で、感激で涙腺が緩みました。

楽曲、演奏、歌の素晴らしさはもちろんあるのですが、同時に、重低音の響く音響設備(舞台のために持ち込まれたスピーカー?)で聴くメタリックな音像は、「こんなに素晴らしい経験を何か月も忘れていたんだ」と実感させられるもので、その衝撃もあって、心が強く揺さぶられました。


RASのストーリーを、キャスト本人が演じて、歌と演奏も行うと言う、初めて観る試み。
その結果は予想を超える大成功で、本当にキャラクターが実在して演奏している感覚になりました。


アニメ2nd、3rd両シーズンのダイジェスト的なまとめに加えて、過去ストーリーであるコミック版、どこでも語られていない3rdシーズン以降のストーリーを合わせた内容なので、「RASのすべて」のような印象。

さらに、各メンバーひとりひとりの過去や想いも深く表現されているので、「あのシーンの裏ではこういう想いがあったのか」、「こういう過去があったからこそ、あんな行動なんだ」と初めて知ることも多く、メンバーがさらに好きになる内容でした。


特に、チュチュが自分と同じ、「本心を覆い隠すもの」としてのステージネームを全員に付けてRASで「世界」を見返そうとしていたことと、パレオがチュチュの暴走に気付きながらもその本心ではなく自分にとって都合の良いイメージで関わり続けたことが「報い」になったのだというシーンは胸に刺さりました。

親との関わりの薄さによって満たされない心を充たすため、パレオが自分の居心地良さ優先でチュチュと役割での関わる事を続けた結果、それが今度はチュチュにとっては母からのコミュニケーションと重なり、本心から繋がるはずだったRASが一回崩壊の危機を迎える、という関係性だったのだと感じました。


2ndシーズンでも語られた、たえの脱退と、その後のレイヤとマスキングのやり取りや、舞台ラストでの「RASはこの5人でRASだから」に涙腺が緩みました。


観終えて感じたのは、音楽や演技などを通じて、長い自粛生活の中で薄れかけていた「何かを成し遂げるために、本気の情熱を全力でぶつける」と言うことの感動を心の底から受け取った時間だった、と言う事です。
本当に行って良かったです!

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