6月は、困難を乗り越える必要があったため、意識して激しい音楽を聴いた月でした。
スラッシュメタルの魅力も再認識。まずは洋楽編。
■Paradox「Tales of the Weird」 2012年
ザクザクと刻む破壊力のあるリフと、不穏な雰囲気の中でメロディを追うヴォーカルの両立が素晴らしいです。
リードギタリストとしてChristian Munzner(Obscura、ex. Necrophagist、ex. Spawn of Possession)が在籍しており、特に「Brutalized」でのネオクラシカルでもある流麗なソロは美しく刺激的!
・PARADOX - Brutalized (2012) // Official Music Video
https://www.youtube.com/watch?v=5hhi4zUHFTw
■Artillery「When Death Comes」 2009年
1曲目の「When Death Comes」から、ギターハーモニーと刻むリフで引き付けられます。
メロディアスにも歌えるヴォーカルのおかげで、Iron Maidenを思わせるような歌メロの音楽性もしっくり来る感じ。アコースティックなギターで始まる「Delusions of Grandeur」にもぴったりです。
スパスパとキレの良いドラムの音も心地良い!
・Artillery - When Death Comes
https://www.youtube.com/watch?v=vf8YSqQli7o
■Akhlys「The Dreaming I」 2015年
アートワークから想起される通り、楽器隊、ヴォーカル、共にブラックメタルに求める不穏さを感じさせる、綺麗に整理され過ぎない良い音になっていて、今まで知らなかったのが不思議なほどの質の高さです。
音の邪悪さを追求すれば、宗教画で描かれる飢饉や疫病のような、シリアスな芸術性に昇華されるのだと感じました。
・Akhlys「The Dreaming Eye」
https://www.youtube.com/watch?v=vn_eYd3Jo3c
…つづく。
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