2020年最初のライヴは、3アーティスト出演の「ELECTORONIC EMPIRE FEST. Vol.0.1」Day1でした。
ICDD、矢島舞依、電気式華憐音楽集団と言う、音楽的にも世界観も重なる所のあるメンツで、お腹いっぱい。
ここまで焦点が合った組み合わせは滅多に無いのではと感じました。
■Imperial Circus Dead Decadance
昨年始めた時と同じく、シアトリカルな雰囲気の男女ツインヴォーカル、鬼神の如きブラストビートを叩き込む白塗りの超絶ドラマー、という時点で、世界観に引き込まれます。凄まじい完成度。
中盤の3連ブラストに鳥肌が立つ「腐蝕ルサンチマン、不死欲の猿楽座。」、ストレートなリフが印象的な「廃した少女は、這い寄る混沌と邂逅す。」、一番人気があるとMCで説明された通りキャッチーなサビメロの「黄泉より聴こゆ、皇国の燈と焔の少女。」など、2時間くらい観たように感じるくらい濃い時間でした。
後半の楽曲は、Sound Horizonの「Elysion」の影響があって、それもまた興味深いです。
・セットリスト
1, 腐蝕ルサンチマン、不死欲の猿楽座。
2, 嚮導BRING+瞳EYES=死DEATH+齎INVITE
3, 廃した少女は、這い寄る混沌と邂逅す。
4, 灼熱の煉獄に薔薇は…
5, 黄泉より聴こゆ、皇国の燈と焔の少女。
6, 邪神の婚礼、儀は愛と知る。
7, 謳
■矢島舞依
昏さを湛えるシンフォニック・メタル。
コード進行の刻みと日本語詞の歌メロをメインに疾走し続ける80〜90's的な「ジャパニーズ・メタル」な音楽性は、かえって今新鮮に感じました。
こちらも時間内でフルショウを観たかのような情報量の濃さ。
Dragonforce的なイントロと、4度進行の様式美サビの「造り笑顔と嘘偽りのカモフラージュ」が一番好みでした。
「カリギュラ」のツインリードも素晴らしい。
…つづく。
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