続いて、洋楽編です。
2019年はSYNTHWAVE関連の楽曲を聴くようになったのが、それまでとの大きな違いでした。
■Frantic Amber「Bellatrix」
「Joshitai」の精神的な重さと、MVのインパクトが残っていて購入しました。
緊迫した覚悟を感じる烈しい感覚で、特にサビの不穏なメロディからブラストビートの炸裂は素晴らしいです。
・Joshitai
https://www.youtube.com/watch?v=fQTmrxIL7Dw
■Cadle of Filth「Cruelty And The Beast -Re-Mistressed」
21年前に発表された名盤の、リミックスバージョンです。
一番リミックスの効果が大きいのは言うまでも無くドラムスで、バスドラは筆頭に音量も上がって迫力が段違いになっています。「Thirteen Autumns And A Widow」でのブラストビートの格好良さは鳥肌もの。
元のヴァージョンも、モノクロで妖しい雰囲気を纏った、霧の中にいるような感覚で好みだったのですが、今回はそれとはまた異なった、一般的な基準での質の高さが一聴瞭然でした、
・Cradle Of Filth - Thirteen Autumns and a Widow (Remixed and Remastered)
https://www.youtube.com/watch?v=TR8GluQ3MFw
■MASTER BOOT RECORD「INTERNET PROTOCOL」
Slayer的なリフに、Ministryを思わせるバランスを感じたのですが、全体的にはネオクラシカルなアルペジオが基調でした。
シンセリードの音色も硬派でとても好みで、チップチューンの音も心地良いです。
・MASTER BOOT RECORD - INTERNET PROTOCOL
https://www.youtube.com/watch?v=t6KFfYdNPh8
■Perturbator「Dangerous Days」
何と言っても「Perturbator's Theme」の、シンセがメインながら硬派な格好良さ。「ブレードランナー」を想起させる、硬派な「失われた近未来」の感覚が好みです。
その他の楽曲も、絶対にそのダークな雰囲気を壊さない範囲でバラエティがあり、映画的な旅をしている感覚を覚えます。
・Perturbator's Theme
https://www.youtube.com/watch?v=lNeQ1B5zpOw
■Alcest「Spiritual Instinct」
1曲目の「Les Jardins De Minuit」から、2ビートの勢いと、喉が千切れるような絶叫ヴォーカル、哀しく儚い歌メロの組み合わせという、個人的に最もAlcestに望むスタイルの音楽性です。
全体的に、哀しみを湛えつつも、ロックの動的な感覚も併せ持っていて、素晴らしいバランスだと感じました。
・Protection
https://www.youtube.com/watch?v=Tn7wvu8R4Wk
…つづく。
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