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2019年11月15日17:17

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2019/08/08(土)新聞記者@丸の内ピカデリー

映画「新聞記者」を観てきた時の記録です。
ちょうど、今日から「i ―新聞記者ドキュメント―」が公開されるタイミングですが、偶然です。


演技に引き込まれ、真綿で絞められるようなサスペンスに緊迫し、時間を忘れて見入ってしまう映画でした。

ストーリーは是非初見で観て知ってほしいので、触れませんが、個人的には、内閣情報調査室員役の松坂桃李さんと、その妻の本田翼さんの演技に特に惹かれました。


登場人物の立場としての「正解」と、良心をめぐる葛藤に、感情を揺さぶられ、観終わった後にも他人事ではない余韻に包まれる作品です。

TVのニュースや、ネットの記事と、現実との情報量のギャップを想像する力を与えてくれる作品だとも感じます。
例えば「文書改ざん」と言う言葉で、「ああ、何か書き換えちゃったのね」くらいに感じるのか、そうではない具体的な状況を思い描くことが出来るのか、など。
観終えた後で見た人の感覚を変えてくれる、映画の魅力を感じました。


また、この日は映画上映後にトークイベントがありました。
伊藤詩織さんがサプライズで登壇されましたが、その真摯な受け答えと勇気にも心を動かされました。

映画はフィクションですが、映画の素材となった様々な物事は、自分の生活と地続きの事実なのだと言うことを思います。

・当日の記事はこちら
https://natalie.mu/eiga/news/343077


エンディングに流れる、OAU (OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND) の歌も、血の通った余韻を残しました。
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