初来日の時に、それぞれとても評判が良く、もちろん自分にとってももう一度観たいと思っていたアーティストが、短いスパンで、しかも同じイベントで来日!
会場規模は倍程度で600人以上は入っていたと思います。
全4バンド出演でしたが、自分の目当ての2バンドに絞って感想を。
■Ne Obliviscaris
叙情的なヴァイオリン、プログレッシヴな構成、激情を吐き出すヴォーカル、と良い要素ばかり。
正直、もう単独来日でも良いくらい素晴らしいです。
余談ですが、読み方を検索したら「nay ob-liv-is-car-iss」だとインタビューで答えていたので、「ネイ・オブリヴィスカーリス」みたいな感じなのでしょうか。
威厳のあるデス・ヴォイスと、ヴァイオリニストの歌う伸びやかで繊細なクリーン・ヴォーカルの組み合わせは、文句の付けようも無いレベル。
特に、クリーン・ヴォーカルは、専任ヴォーカルでもOKなレベル。
ギタリストも相当上手いですが、リード面での主役は、優雅なヴァイオリンだと感じました。
ベースのタッピング・リフや、Dream Theater以前のプログレッシヴ・メタルを思わせるギターの単音リフ、そこに絡む爆走するドラムと、リズム面での格好良さも印象的。
次々と情景が移り変わるような場面転換の多い構成のため、長尺曲ばかりでも、一切飽きませんでした。
むしろ、まだまだ聴きたいと言うのが、終わった時の感想です。
・Ne Obliviscaris - Curator
情熱的でストイック、そしてどこか感傷的。
http://www.youtube.com/watch?v=Rc7DaJqn5Hg
…つづく。
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