mixiユーザー(id:8684233)

2020年07月10日00:32

29 view

夢について

夢とか、やりたいこととか、特にないから、
悔しいとか頑張ろうっていう気持ちがあんまりない。
唯一残ってた小説家になりたいっていう夢も、潰えてしまったし。

母親に鍛えられたせいで分析能力が無駄に高いから、
勝てるかどうかがわかっちゃうんだよね。
あー、今は勝てても、いつかは負けるなとか。
負けるとわかってる戦いはしたくない。無駄だから。

俺の中で、最後の最後に残ったやりたいことというか、
できることというか、やってきたことというか、
っていうのが、政治的な動きで、まあ、要は調整役ですよね。
この人はこういうタイプで、あの人はこういう事がやりたくて、
でも、現状はこうだから、この人にはこうして、あの人にはこうして、みたいな

昔は政治家になった方がいいかなって思った時期もあったけど、
今はそれもない。大変そうだし。
まあ、別に「政治家」じゃなくても、政治的な動きは可能なんでね。
むしろその方がやりやすいところもあるし。

これが夢だからやってるわけじゃないんだよな。哀しいことに。
3人兄妹の真ん中で生まれたから、その役割を宿命づけられてたところがある。

だから、やりたいことがある人はホントに羨ましい。
ゲームも小説も風俗も旅行も食事とかも、
なんかある程度自分の中で満足しちゃったから、
今さら真剣にやりたいとか追い求めたいとか思えない。

まあ、学ぶこと、新しいことを知ることっていうのは、
少し楽しいからまじめにやってるけど、
それも別に、なくてもいいところがある。
めんどくさいしね。気が向いたときだけ、やるようにしてるよ。

起業するの?って聞かれたこともあるけど、それこそ、無理でしょ。
登記とか折衝とか人を雇ったりとか、考えただけでもやること多すぎ、ワロタ。
別にそこまでして金欲しくないし。

組織に所属することも、できればしたくない。
無駄に人間関係がわかるから、頼られるんだよね。
なんか他の人って、甘える才能だけは抜群みたいよ。
自分のことは見えてなくてもね。

そもそも今見えてる人間関係だけでも、多いくらいだと思っている。
最近やっと家族関係は上手いこと回るような仕組みができたかなと思うけど。
けっこう大変だった。

だから別に皮肉とかじゃなくて、
小説家になりたい人の輪の中にいるとおもしろいよ。むき出しの欲望が凄くて。
それを隠したがってるところとかも、ああ人間らしいなぁって思う。

近いように見えて対極にいるような感じがする。
俺は、根本的には、どうせいつか死ぬんだから、何やっても無駄だって思ってる。
でも、小説家に本気でなれるような人は、そういう感覚がないか、薄いんだと思う。

自分自身がどう思われるかなんて、心底どうでもいい。
いじめられたり殺されそうになったら戦うけど、
それ以外だったら他人が自分をどう思ってようが、別にって感じ。
むしろ、知れたら嬉しくなるときが多い。たとえ、負の感情でも。
なるほど、そう思うんだ!って思う。

たぶん、そこが小説家と俺みたいな人間との、違いなんだと思う。
超気にしいだもん。あぁ、そんな気にするんだって感じ、俺からしたら。
いや、そんなん気にしてんの、あんただけやでって思う。
僕は関西出身じゃないし、育ってもないけど。

言葉が自分そのものなんだろうなぁって思う。
俺もそう思うところはあるけど、
吐き出した瞬間に、もう俺じゃなくなっちゃうんだよな。
ただのデジタルデータって感じ。


たぶんこういう冷めた見方っていうのは、
母親が富山出身っていうのが大きいだろうな。
富山には小さいころ住んでたし、
大学は石川県の金沢大学だったから、
少しわかるけど、北陸は晴れる日が少ない。
だから、暗い気持ちが普通というか、居心地がいいって感じがある。

厳密に言えば、富山と金沢も違うけど、その辺はめんどうなので書かない。
ちなみに、大学に行ってた時は、
ほとんど金沢から出なかったので、金沢以外のことは知らない。
金沢カレーも卒業してから、前の会社の同僚の人たちと、
旅行で金沢に行ったときに初めて食べた。


小説家を目指す人は、優しい人が多いよ。
傷ついた経験をしてきたからだと思うけど。
でも、それって甘さと表裏一体なのよね。
他人を傷つけたくないってのは、自分が傷つきたくないだけだから。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する