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2020年07月05日06:05

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また徹夜をしてしまった

昨日は徹夜で仕事をしてしまった反動で、昼間に寝てしまい、その反動でまた徹夜で仕事をしています。明け六つ刻がきて飽きてきたので、また息抜きにこれを書いています。なんだか、ゲーム三昧で生活リズムを乱している生徒みたいです。なお、私はゲームのたぐいをしません。ハマった自分がどうなるか目に見えるので、薬物依存状態と同様になりそうな物にはこれ以上、手を広げないように自制しているのです。ギャンブルは元手がかかるので手を出す心配はありませんが、ハマると時間を浪費しそうなことには関わらないのが一番です。とりあえず65歳まであと3年半は仕事と趣味を両立させ(今の学校でも生徒に科学コンテストで入賞させてやりたい)、65歳から趣味中心の生活に移行して、書き物を本格的に始めるつもりです。とりあえず、高校生物の雑談中心の副読本と、アニメ・特撮の雑談中心の評論集を考えています。生物の教科書なんて「こんなに面白いネタをどうやったらここまでクソつまらなく書けるのだ?」というものばかりですし、楽しい勉強の仕方を伝えたいのです。アニメ・特撮のネット情報の20世紀の話題には「都市伝説みたいな間違った怪情報」があふれていますし、アニメブーム初期やオタク創世記の最前線の熱気を書き残しておきたいのです。

本日は午前中に、県高文連自然科学専門部のリモート研修会があります。例年なら8月の高文祭全国大会に出場する5研究の発表練習の場ですが、今年はコロナ禍でリモート参加が可能になりました。Zoom 利用ですが、17校から170人の参加と、昨年の2倍の規模になっています。現在指導中の生徒にも参加させるようにしていて、来年はうちの生徒を発表する側(県代表)に立たせたいと考えています。そのためには11月の県大会で勝たないといけないのですが、研究内容を提出するエントリー締切が9月上旬なので、それまでに6月から始めた実験結果を出せるかどうかです。今年は夏休み中も休校代替の授業があるので、まとまった研究時間が取れないのがネックです。県高文祭の出場規定には「全国大会には出さない研究」とあるので(そんなことをやってるから県代表が全国で入賞できないのですが)、来年は別の大きな全国大会に出す計画がある以上(来年はタイトルも研究内容も増補改訂版になります)、今の生徒研究を県高文祭に出すチャンスは今年しかないのです。さて、間に合いますか?

また、今度の木曜日は夕方から、先日の研究助成金プログラムで採択された生徒研究における、メンタリング担当の研究者との第1回web面談があります。アサヒ飲料の研究者で、使用するのはZoom ではなくMicrosoft Teamsです。一流企業はセキュリティが脆弱なZoom は使わないと聞いていましたが、その通りでした。研究に対する指導・助言を受けるだけでなく、研究所の設備で菌種や物質の同定もお願いする予定です。高校の設備では絶対にできませんから。ちなみに、民間の専門会社に同定を依頼すると1件当たり数万円かかります。助成金は来月末に5万円が振り込まれる予定ですが、特殊な実験器具や高校にはない薬品の購入をすでに行い、今までに4万円以上のポケットマネーを投入しており、さらに数万円の投資が必要になりそうです。というわけで、入賞賞金が出るコンテストへのエントリーも考えています。前任校では潤沢な助成金(年100万円以上)を獲得してやっていたことが、ゼロから出発した今の学校ではなかなかできない状態です。なお、別の企業の研究助成プログラムにも採択されて、走査型電子顕微鏡の無償貸与も受けています。定価550万円、有償レンタルだと2カ月で60万円の機器が、2カ月間無料で使い放題です。

江戸時代の人骨の歯の歯石からⅮNAを抽出して、当時の食材を調べた研究が出ていました。だいたい文献(というか当時の記録)通りでしたが、レタスが入っていて「?」と思いましたが、チシャのことでした。明治になって入った野菜はレタスだけでなく、キャベツやハクサイもそうです。だから、時代劇の鍋物にハクサイが入っていたら時代考証を間違っています。キャベツは元々は固い野菜で、ロールキャベツのように過熱して食べるものでしたが、品種改良で柔らかくなり、サラダやトンカツの添え物になりました。かなり前ですが、北朝鮮がTVで「南朝鮮の人民は可哀そうにキャベツを生で食べさせられている」というプロパガンダ放送をやったという話もありました。キャベツもハクサイもダイコンもアブラナ科植物の品種改良なので、青虫(モンシロチョウの幼虫)が付きます。アブラナ科植物はカラシ成分を含むので(ダイコンの辛味、菜の花のお浸しはセイヨウカラシナ)、普通の昆虫は食べられないのですが、モンシロチョウは耐性があるので食草にできます。唱歌「ちょうちょう」の1番の歌詞「菜の葉にとまれ」は葉への産卵を意味しています。なお、2番はスズメ、3番はトンボ、4番はツバメですが(題名の「ちょうちょう」とは無関係)、1番の歌詞は戦後、GHQの指示で(歌詞の「桜の御代」が皇室賛美とされ)後半が完全に変更されています。

松山城のお堀もGHQの指示(「不衛生だ!」)で埋めたてられそうになったそうです。なお、現在のお堀は道路拡張によって元の半分の幅になっています。ちなみに、初代「ゴジラ」(1954)でTV塔から落ちるTV局のカメラの放送局名が「GHK」だったのは「GHQ」へのあてつけか「ゴジラ放送協会」でしょう。「ルパン三世カリオストロの城」(1979)で不二子が率いて乗り込んだTV局は「NBK」でしたから「日本バンザイ協会」でしょうか。ついでに、東京オリンピック(1940年の方)はNHKが初のTV放送をする予定でしたが、オリンピック中止と戦争による中断、戦後はGHQによる研究禁止で、日本のTV放送が始まるのは1953年のアメリカ方式になるのでした。沖縄の基地問題にしろ、戦争に負けるとはそういうことです。広島の原爆慰霊碑の「過ちは 繰返しませぬから」の文面を「原爆投下の過ちはアメリカなのに」と反発する人もいますが、私は「負けるような戦争は繰り返さない」と解釈しています。以前、図書館での「はだしのゲン」の子どもへの閲覧制限が賛否両論になりましたが、1〜2巻ならともかく、途中からは憎しみが前面に出すぎているので、思想的に未熟な子どもには後の巻は見せたくない作品になっています。あの時の議論は「全巻」が対象で、賛成派と反対派の話が噛み合っていませんでした。なお、アニメ「はだしのゲン」(1983)はアメリカでは「残酷なシーンが多い」という理由でR指定(15歳以下視聴禁止)です。ついでに、アメリカではエロアニメの分類カテゴリーが「Hentai(ヘンタイ)」になっています。

さて、顔を洗って朝ご飯を食べたら休日ボランティア出勤です。

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