王様に捧ぐ薬指(7)〜雨降ってバカップル固まる

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今回のトレンドは「離婚式」。結婚式場で離婚式をしたいというカップルに「塩撒け」っていう東郷のセリフに笑った。ただ結婚という形式にこだわらない方が、うまくやっていけるカップルもあるのかもしれないと考えさせられた。

さて、ラ・ブランシュで綾華の高校の同窓会が開かれた。もちろん綾華も神山も出席。酔った、意識飛んだ、東郷との幸せな夢をみて目を覚ますと、隣に裸の神山君が・・・　

簡単にはめられましたね、綾華は。軽いというか、ちょろいというか。そこが彼女のかわいいところではあるけれど。どんなに酔っても記憶が飛ばない私には分からないけれど、お酒で幸せな気分になって、相手を間違えるものかなぁ。でもなんで神山はここまでするのだろう。

東郷に黙っているべきか、告白するべきか。誰でも迷うだろう、この状況だったら。結局、正直に告白する綾華はエライ！すごい勇気。他人から東郷の耳に入るよりはマシだろう。ショックが大きかったのか、何も言わない、顔も合わせない、凍りついた表情の東郷に取り付く暇なく、綾華は不安を募らせる。

数日後、東郷が神山に頭を下げた。調査で継母が神山にした仕打ちが分かった。継母の人柄を知っているから頭を下げられる。
神山は新田家の内情を垣間見て、綾華を救いたいと思った。こんな家には置いておけない。
それでもお互いを信じて、手を取り合って歩めばいいと夫婦は思う。

敵が手強いほど、絆が深まる。
それでも、王様の決まり文句は健在で。「阿呆！」

反撃は新田グループの入社式で。東郷と綾華は一緒にあいさつする。継母に痛烈な一撃を与える。
そこへ、桜庭新が登場。継母の実子？　母も覚えていなかった子？　東郷とは血のつながりのない兄弟？　何をしにきたの？　母に会いにきたの？　次巻が楽しみ

王様に捧ぐ薬指（７） (フラワーコミックスα)
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