mixiユーザー(id:8666179)

2020年08月07日21:09

72 view

《アート》はてな茶碗

譲っていただいた貴重な作品の額装が出来上がったと連絡があり、銀座の画廊アート
小さな小さな作品だけど愛着の湧く花束と花瓶チューリップ
これに堂々とした金枠の額装で、小さなタブローが誇らしげに変化した。
廊主と奥さまの思い出話がウィットに富み、欧州アートの旅に華が咲く。
フランスに持つアトリエ別荘には、日本国内の若手画家たちをバカンス時に呼び寄せるといい、それもクソコロナのために今年は開催を断念。何もかもを奪っていく、まるで戦時中のような雰囲気じゃないか。早くワクチンが産まれますように。

フォト
『継ぐ-今泉今右衛門、酒井田柿右衛門、三輪休雪、樂吉左衛門』(菊池寛実智美術館)
作品を黒マーチでいただきにあがったので、その寄り道に虎ノ門。
この10日で終了する前に飛び込み鑑賞湯のみ
隣地にホテルオークラや幾つかの大使館を構える一等地にありながら、知る人ぞ知る駐車場無料。これはありがたい車(セダン)
フォト
写真撮影厳禁の地下ホールに命懸けのシャッターチャンスカメラ
案の定、叱られたペンギン
しかし、この作品作者が増上寺のどこかにも展示されていたことを知っている。
やはり、偉い目がハート
フォト
1.柿右衛門
2.今右衛門
3.樂直入
4.三輪龍氣生
つぶやく声さえ憚れる「静謐」という2文字が良く似合う。
キャプションを読みながら、まだまだ初心者にも満たない焼き物のニューモダンを学習する。
柿右衛門は白い有田焼。襲名前は錦手、襲名後に初めて濁手なる素材を使うことを許される。
今右衛門は墨はじきの鍋島焼。
樂直入は春に日経新聞「私の履歴書」ですでに学習済み。滋賀・佐川美術館の感動が蘇える。
そして異端児、三輪龍氣生。展示室の中でひときわピカソ。
金色に輝く茶碗『女帝・夏』は、思わずセキュリティースタッフに「これはなんぞ」と、聞かずにはいられなかった。(←聞いた耳

そして、何よりもこの美術館の魅力といえば、展示室の造型と展示作品の見せ方。
展示デザイナー、リチャード・モリナロリという読みにくい外人さんが手掛けた展示室は、どうしたって心穏やかにならずにはいられない。(←なる揺れるハート
フォト
平日の夕刻。
貸切をわずかに期待していたが、来館者は1人、また1人とゆったりとやってくる。
たまたまなのだろうか。誰も連れを伴わず、独りきりの鑑賞。
淑女方のそれぞれのお召し物がステキだし、初老の方に至っては、跪(ひざまづ)きながら作品の天地左右を見つめていた。
テレビニュースの喧騒を全く「無」にできる空間。贅沢な時間。



■買って反省(笑)、買わずに後悔(大号泣)... これぞ至言?コレクターの心に刺さるPOPが話題に
(Jタウンネット - 08月07日 17:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=241&from=diary&id=6186716

16 10

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年08月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     

最近の日記