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2020年08月01日19:29

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《映画》宇宙企画よりヨーロッパ企画

まるで失われたオリンピックのアンチテーゼだろうか。
毎日毎日『記録更新』のニュースで賑わっている。くだらん。

雨とコロナの7月が終わり、暑さとコロナの8月がスタートした。
そういえば月の始まり1日目は映画サービスデーで1本1,100円ドル袋
誰かが作ったディスタンスルールが蔓延しオセロ型指定席だから、限界収容率50%目
映画館支援のためにもサービスデー1,200円になっても見る。
そのくせ、シネコンの鑑賞券はメルカリやPayPayフリマで仕入れているので、どうせ1枚1,100円以下。定価で鑑賞したことない失恋

カチンコ映画レヴュー
フォト
063『ドロステのはてでぼくら』★4.5
演劇集団ヨーロッパ企画発の実験的野心的映画。
上映時間70分。まるで『カメ止め』のようなロングショット感が満載だけど、そうではない。巧みに計算されたプロットで隙のないタイムトラベル。
たった2分間という時差に生じるべきパラドックスはキャストたちの熱演でかき消されていた。

この作品にはオマケがある。
エンドロール後に現れるキーワードを映画サイトに入力すると、限定版メイキング映像が15分程度。本編とこのメイキングで1本完成といったところか。
動画をほとんど見ることのないおいらでさえ、今回はチェックした。
演劇組の人たち、みんな頑張っているんだね。
Go ToしたりTripenartしたり映画を見たりしているのに、いまだに生舞台のチケットをクリックする気持ちがない。
ヨーロッパ企画や花組舞台、そしてワンツーワークスなどの中堅劇団の生きる道は映像にしかないものなのか。どうして支援したものだろうか。

フォト
064『劇場』★1.→★3.
こちらも演劇組の悲哀がディテールにある。芥川賞作家・又吉某の原作。

心に響くものが一つもない。
彼女の親をリスペクトしないシーンを切っ掛けに、酒を飲んだ時にだけ気持ちが大きくなる最低レベルの男。
駄作というよりも、描かれた男性像が圧倒的に嫌いなタイプに見る気も失せた。
クソ男と別れられない強依存症を演じる松岡茉優の無駄遣い。
★1.の最低評価は揺るぎない。

ところがですね。
ラストのシチュエーション。
なるほど、これが又吉の才能と行定勲のメガホンマジックか。
★1.から★3.へポイントアップ。ただ、二度と見たくはない。
彼のような男が嫌いで仕方がない。

下北沢の小劇場がいくつも出てくるが、どうしたって3密、4密、壇蜜。
シアターモリエールの悲劇も記憶に新しく、まだまだ無理だなぁ泣き顔

フォト
061『プラド美術館 驚異のコレクション』★4.5
著名な映画サイトを覗くと、平均評価が★2.5程度と「極めて不評」パンチ
怖いもの見たさにレビューを読むと「作品の解説が全くない」「コレクションムービーとは程遠い」「80分寝た眠い(睡眠)」と散々。
それでも覚悟を決めて行かねばならぬ。
プラド美術館やスペイン絵画にはそれなりの縁があり、大塚国際でも学習してきたばかりなのだから。

このようなシチュエーションで映画を鑑賞するのは37年振りになるペンギン
プラドコレクションのガイドというよりは、美術館の設立経緯やスペイン王国の時代背景。
キュレーターや美術評論家が選ぶ、幾つかの代表作品やスペイン画家の魅力をオスカー俳優がカッコよくナビをつける。
なるほど、作品目当てにやってきた人たちには不評であろう。
川オス評価は★4.5グッド(上向き矢印)
特にボス『快楽の園』がスクリーンに現れた時、叫喚と共感を知った。
プラド美術館。また再び行くことができるだろうか飛行機(←できる)



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https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=45&from=diary&id=6178706
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