mixiユーザー(id:8666179)
2020年04月09日20:51
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コロナは爆発だ！
『L.H.O.O.Q』マルセル・デュシャン
（大原美術館蔵）
どこもかしこも締め切られ、いよいよ追い詰められてきた。
川崎市民の憩いの場所、ラゾーナ川崎も食品・ホームセンターを除き全館閉館。
もはや川崎のラストリゾートとなった生田緑地には、平日の午後にも関わらず子供連れのファミリーたちに溢れている。この週末、この緑地に150万人の川崎市民がコロナ肥満解消に戯れる予想。
かたくなに開館を続ける《岡本太郎美術館》
緑に囲まれた空間に、館内はほぼ1ケタの観覧者数。絶対的に三密にあらず。
ただ、こんな感じの美術館は意外と郊外にも多い。それでも閉館。これがコロナ。
川崎市に存する美術館でマイベストがここ、岡本太郎。一体、何度目の太郎だろう。
同じ市内でも川崎市市民ミュージアムの美的感覚のなさと天下り体質は、昨秋の水没事故でその事実を露呈した。
『母』そして『愛』
岡本家の爆発度を丁寧に作品で語るキュレーターのセンスが素晴らしい。
”緊急事態宣言”発令中であっても、お構いなしの開館継続。
開館中を確認するために何度もホームページでチェックした。
岡本太郎のの遺言とでもいうのだろうか。
この事象には、どうしても渋谷駅『明日への神話』Chim↑Pom事件を思い出さずにはいられない。
『傷ましき腕』（1936年→1945年焼失/1949年再制作）
マイベストTARO
かなり若手時代（25歳）に制作された爆発前の作品。
『シュールレアリスム展』に出品され、ブルトン著『シュール・レアリスム簡易辞典』に掲載されて、パリでのレゾンデートルを勝ち得ることができた。
ここまでじっくりと鑑賞して1時間。
さらに企画展『岡本太郎現代芸術賞』の鑑賞記は、次に続く。
なんて立派な……口ヒゲ……？ ヒゲ模様を口元に蓄えた猫さんの貫禄がすごい
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