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2020年01月24日22:09

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LGBTに寄り添う

我が街・川崎市が主催して開催される『PEOPLE DESIGN CINEMA』は、今年で5年目を迎える。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1964766859&owner_id=8666179
2年目にこのイベントに気が付いて「タダで映画が観られる指でOK」と、イベントの意味も知らずに映画鑑賞タイムだけに飛び込んだ。
思い返せば、なんとも恥ずかしいものだ。
3年目からはその意義も深く知るようになり、オープニングからしっかりと着席してトークショーからの参加。
そのお陰で今回、3年連続で参加することができた。
フォト
『PEOPLE DESIGN CINEMA 2020』
LGBTをテーマにしたイベントで、当事者のトークショーやLGBTのいずれかをテーマにした映画が、川崎映画街のメッカ《チネチッタ》で開催、上映される。
今年は、これに加え絵本『Red』の朗読をイントロに加え、初めて参加する人たちに対して、より理解しやすいLGBTアメニティをサポートする。
フォト
014『帰り道』★4.
LGBTの”L”をテーマにした、わずか27分のショートムービー。
鑑賞者に結末を委ねるエンディング。
おいらの想像した結末よりも、トークショーで挙手して立ち上がった教師生活35年という小学校教師の感想に鳥肌が立つほど感動した。
彼の意見には、その感想に加えて、
ブタ「子どもの頃、知りもしないで”女っぽいな”なんて友だちをからかっていた」と、まるで自分(←おいら)のことを指摘しているかのように反省の弁を語っていた。
そうなんだよな、あの頃のおいら。
別の小学校教師も、先の35年先生と全く同じアフターエンディングの展開を想像していたという。
おいらの思いよりも、ずっと深く生徒寄りである。やっぱり、プロなんだな。

今回、初めてイベント終了後、『情報共有ルーム』へと立ち寄ってみた。
去年もドアの前まで向かったが閑散としているだけで、とても一人では向かうことのできない敷居の高い(と思っていた)スペース。
当事者やLGBTアメニティの人たちが思い思いに語る場所。
ドアを開けて部屋を覗くと参加者の姿は見えなかったが、主催者に誘われるままに着席すると、次から次へと参加者が入室してくる。どうだろう、30人ぐらいだっただろうか。
「このルームでの会話は一切オフレコ」という約束を守るからここには書かない。
市の職員が司会者となってアイスブレイクの自己紹介。
本名を告げるもの、ニックネームを告げるもの、言葉巧みな人、言葉少なの人。
フリートークに語る人の言霊が重く、そして尊い。
率直な感想は、「まだまだ何も知りやしない」という猛省と、「自分になにができるだろう」という意識。高い意識。

我が街がますます好きになっていたところで、実は「LGBTに対する川崎の取組は最低レベル」という衝撃的なアメニティさんの意見。
パートナー制度すら確立されていない。それは知っていた。
LGBTは今やQやQ +が付いて、さらに協調の意識を高めている。
ただ、まだまだ認知が広まっているとは言えないこの社会。まずは興味を持つことから始めよう。

自分には我が街に対して、別の思いがある。
日本で初めてヘイト罰則法案を成立させた川崎市。誇るべき事実でもあるが、このような法案で規制しないと、クソ以下のレイシストが大手を振って歩く街であることが恥ずかしい。
結局、情報共有ルームに2時間exclamation ×2とても貴重な2時間を経験した。
自分になにができるだろう。
あらためて思いに至る。ありがとうペンギン



クリップ「なるほど」は失礼?今日から使える7つの好印象な相槌!
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=77&from=diary&id=5946698
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