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2019年12月08日10:28

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《LIVE》FUYUON四季

日本の秋が短くなって相当の年数が経っている。
温暖化推進の連中は世界から四季すら奪い、三季、二季へとたくらんでいるようだ。
冬来たりなば、風物詩。
昨年、初めて訪れて川オスを大感動に陥れた洗足学園音楽大学学園祭《FUYUON》るんるん
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学生でも保護者でもOBでもPTA・OBでもないけど無料イベントならフリーだし、有料コンサートならパスポートチケットをもっていればフリーパス。持っている。

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去年、ミュージカル専攻科が演じた『GYPSY』のBuonissimo!級の感激は今でも忘れない。
今年のプログラムには残念ながらミュージカルの実演はないが、幾つか興味あるコンサートに行くことにする。簡単なことだ。ビジネスシーン忘年会の幾つかをサボればいい。
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先日訪れた上野《奏楽館》と同じシューボックス型ホール《前田前田ホール》では、すでにSENZOKUストリングオーケストラ公演が始まっていた。
演奏中ということで、ブリテン作『シンプル・シンフェニー』はホールのモニターを観ながら、遅れてやってくる5,6人のクラシックファンとともにウェイティング。
学生たちのオーケストラはもとより、ソリストがいい感じでセンターに立ち誇りストラディバリウスを奏でている。

休憩に入り入場が許される。
自由席だから、できるだけ良い席をと探したら、まるでおいらの到着を待っていたかのように5列目中央という最高のシートが用意されていて、右隣にはヴァイオリンケースを膝前においた小学生。左隣にはいかにも音楽教授然とした正装したおじさんが座っている。
いささか、場違いでもあったが、おいらだってスーツとネクタイだったので収まりはついていただろうか。

休憩が終わり、専科の教授であろう女史がMCをスタートさせる。
そして「それでは、来春卒業する4年生を紹介しましょう」と告げて、女子大生6人(ハート達(複数ハート))と男子大生1名がステージにやってきた。
この際、男子大生(DD)はどうでもいい。
可憐なJDたちの美麗なドレス。
コントラを除き、ビオラやヴァイオリンを持ちながら立派なトークを疲労するJDたち。
来てよかった。もうこれだけで★5。

ヴィヴァルディ『四季』
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9月にプロオーケストラで春夏秋冬を聴きこんでいたので、正直、期待度を低めて臨んでみた。
ところが、洗足大学生の演奏は、そんな不安を見事に払拭。演奏は満点ではないけれど、冬を閉じてみればやっぱりBRAVO!が自然に口から出て行った。
なんといっても、ソリストのイタリアーナ、フェデリコ・アゴスティーニ。
そして、ヴィオラのソロシーンを担当するJDちゃんが、アゴスティーニに負けてなるものかと必死の演奏。
秋にやってくるフェルマータでは、お互いのアイコンタクトでぴったりとシンクロし、休符がやってきたときにホッとしたヴィオラと「でかした」とうなずくソリストが見事に調和した。
『春』だけが有名な四季だけど、通して聴けばきっと「聞いたことがある」と得心できる『秋』と『冬』雪
左隣で背筋を伸ばしながら聴いていた小学生は、カーテンコールにも固まったように微動だに動かない。
きっと、自分の目標がしっかりと見つかったのだろう。いつか彼が、サントリーホールのステージで演奏する姿を聴いてみたい。
行って良かったダッシュ(走り出す様)★5.
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■東京で初霜 平年より12日も早く

(日本気象協会 - 12月08日 08:31)
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