忘年会とか断捨離とか始まる

そうでもなかった11か月と比べると、どうも12月は自由が効かずにせわしない。
毎年、こんなことを書いている。
不自由の2大障害が「忘年会」と「大掃除」

友人たちとの忘年会は大歓迎だが、ビジネスシーンでの忘年会が極めて苦手。
on と off を全く切り離す人生観なので、ビジネスシーン延長戦のタイムロスはかなりネガティブ。
しかし、今年初めての忘年会はいやでもやってくる。そういえば、昨日、そんな日がやってきた
全国から25人近いメンバーが集まって、カンファレンスのあとに飲み会がセットされる。
意外と人気者（自称）なので、カンファレンスで一通りのコンタクトを果たし、飲み会では仕事の都合で早抜けする人たちのグループに交じって、中華コース・春巻きの時点でドロン
大好きな麻婆豆腐や杏仁豆腐は喰いそびれたが、自分のカネで食うからどうでもいい。
「おいらと語りたければ、そっち（全国各地）に呼んでくれ」という、もったいぶり作戦が、おそらく来年も功を奏す。


大掃除はワイフさんからの命令につき、絶対に逃げることのできないイヤーズ・ミッション。「NO!」という言葉は、川オスの人生にはない。

ほぼ毎週末の禁足令。
初日は「網戸掃除」の予定だったが、朝からの雨により「断捨離」へと変更された。
リビングの収納整理や、手の届くところに置き放題だったアートカードやら雑誌とかを脳内でプログラムして『いるもの、いらないもの』を仕分けする。
「いい、おとう（←おいら）。1年間、触れてないものは捨ててね。どうせ使わないんだから」
「毎年末に掃除するときに触れてるもんね」
こんな屁理屈が承認され、後ろ髪が曳かれる場合は断捨離の対象にしないこととした。

昨夜までは、これまで使用した『地球の歩き方』や旅行ガイドをすべて捨ててしまおうと決断していたのに、いざ、ペルーを「いらないもの」に置き、シカゴを「いらないもの」に置いたあたりから、別れを告げるのが惜しくなり手元へ戻す。
もろちん、ワイフさんのいない隙に。まるで高校生の隠しDVDじゃないか。（←じゃない）
目立ったのは未使用のハンディノートと筆記用具の膨大な量。未使用というのはウソで、ほとんどが3ページぐらい使ってある100均で買っているメモノート。
メモ魔（自称）なので、手元にメモ帳がないとすぐに買ってしまうぼくの悪い癖。
これがバレると、ワイフさんに買い止めをくらうので気をつけよう。

アートカードは400枚収納の大判ホルダーを買っておいたので、この際、作家ごとに入れ替える。
美術館の入場券は泉屋のクッキー缶（大）にぶっこんで、フライヤーや出品目録をファイリングする。という作業を毎年末にやっていたのだが、クッキー缶のチケットはあふれ出し、フライヤーのファイリングもあれだ。
結局、途中で手が止まり、美術館の想い出にふけりながらビデオ録画していたドラマを幾つか流し、そんな調子で雨の土曜日が過ぎて行った。
それでも、段ボール3箱ぐらいの書籍や雑誌や雑貨が捨てられたとあって、ワイフさんから「合格」の評価をいただいた。
「来週は網戸お願いしますよ」
師走なんてなければいいのに。



■2019年できなかったこと、1位は「貯蓄」――「進学の費用がかさみ、家庭が火の車に」「シフトの量を減らしすぎた」
(キャリコネ - 12月06日 19:50)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=5892521