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2019年11月13日22:01

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恩人逝く

桜を見る会、中止桜
来年、招待を受ける予定だったのに(←マジ)残念だな。
仕方がないから来春も夢見ヶ崎の桜(神奈川県サクラ100選)で満足しよう桜

自分に対して大きな芳恩をいただき、長年尊敬していた恩人が亡くなった。享年84歳。
人格者で正義感が強く、非人格者や嫉妬深い連中を除けば、彼を悪く云う人はいなかった。
突然の訃報ではあったが、郷里での通夜式に参列。
親族からは、遠くからやってきた喪服の私に対し、感謝の言葉とともに涙を浮かべてくれた。
故人の友人からは、「褒章を受章できたのはあなた(←おいら)のお陰だって、生前言っていたよ」と、ご焼香の隣席から告げられた。
奥さまを早くに亡くし、一人息子との折り合いが悪く、4年前の叙勲に際しては皇居の待合室まで全くの他人であるおいらが帯同した。
叙勲の推薦が届いた時に、自薦書をゴーストライトしたことが「受章できたのは川オスのお陰」と言い伝えしてくれている理由だろう。
滅相もないけれど、こうして評価してくれていたことにあらためて感謝をし、頭を垂れる。

2年前の9月。
ご子息から「余命3ヶ月」と伝えられ、この時も慌てて東北大学病院まで駆けつけた。
当時の日記をリサーチすると、呑気に鳴子温泉の混浴レポートしか書かれていない。しかも、婆さんと2歳、4歳の幼児しか入って来なかった失敗レポートだ。
きっと、余命3ヶ月が現実化しないように、自分なりに気を遣っていたのだろう。
大学病院の奇跡的な執刀と、それなりにコストの高い治療薬を投与して、余命宣告は取り消され再び協会の会合にも参加するほどになっていた。
最後に会ったのは今年6月の大きな大会。
思えば、この時が仲間への最後のあいさつと覚悟をしていたのかもしれない。

2日前に家族と牛タンを喰いながら、仙台駅牛タン通りを話しをしていたばかりなのに、今日、恩人に導かれて本場の牛タン通りへやってくることになった。
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『善治郎』(←混雑)『利久』(←2,3人待ち)と試してみたいメニューは後ろ髪を曳かせたが、それほど牛タンがあれでもない。
寿司通りに足を伸ばし、三陸港朝獲れの地産握りを頬張って、日帰り、というよりわずか3時間の宮城滞在をあとにした。
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通夜参列だけでトンボ帰りするおいらではない。
仙台駅から新幹線でもう1駅。古川駅に少し早めに着いて、古川神社に電話を入れる。
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蟹座「御朱印、いただけますか?」
鳥居のない不思議な「古川神社」。素晴らしい揮毫の御朱印を拝受した。
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恩人の会長へ。
合掌。ありがとうございました。



■来年の「桜を見る会」、中止に 政府が発表
(朝日新聞デジタル - 11月13日 16:42)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5862716
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