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2019年08月21日22:48

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《クラシック》BEST OF Tchai-con

旧友からLINEが届く。
ブタ「あおり運転のニュース聞くと、ほんと腹立つよねパンチ
返信してあげる。
蟹座「40年前、暴走族だったのに、どの口が言う。元祖アオラーさん自転車
その後、既読スルー。地雷踏んだかもげっそり

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『読響:三大協奏曲』(東京芸術劇場)
自分にとってクラシック音楽のスタートはチャイコフスキー・ピアノコンチェルトだった。
中学時代に名画座(三鷹オスカー)で観た映画『恋人たちの曲 悲愴』でチャイコフスキーの生きざまに感動し、メインで流れていたチャイコンに嵌る。
もともと音楽は好きだったから、クラシックへ軸足を移すのも躊躇なく、ラジオからエアチェックしたこの曲をカセットレコーダーから流し、スリーピングチューンにしていた中学時代。
いまでも、この楽曲を紹介するナレーションが暗誦できる。
「チャイコフスキーピアノ協奏曲第1番変ロ短調作品23。指揮、ヘルベルト・フォン・カラヤン、ピアノ、スヴャトフラフ・リヒテル。第1楽章をお聞きください」
有名すぎる導入部の主題が過ぎた後が第2楽章だと思って聴いていたあの頃。トラウマのように、よく眠れたものだ。

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東京芸術劇場のコンサートホール。これまで何度となく来ていたのに全く気が付くことのなかった天井絵画。絹谷幸二画伯の3点が円形作品となって見下ろしていた。
視野は広く、興味は深くあるべきだ。

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三大協奏曲を堪能するコンサート。ゲットしたシートは下手側3列目と盤石。
1ヴァイオリン協奏曲/メンデルスゾーン
ソリスト:高木凛々子(23)。
難しい旋律を弾き終わると、恍惚の表情で天井を見上げる姿が美しい。
第1楽章はもちろん、第2、第3と皆さんご存知の主題が流れるので安心の1曲。★5.
2チェロ協奏曲/ドヴォルザーク
ソリスト:アレクサンドル・ラム(31)。
長身の彼が、高音をつま弾くためにまるでチェロを抱え込んで体育座りのようにかがみこむ。その姿が愛らしい。
特徴的な主題もなく、旋律の抑揚も乏しいとエクスキューズを込めて、お眠りタイム。
目を閉じてしっかり聴いてみよう。なんて、目を閉じるといつの間にか舟を漕ぐ。
クラシックコンサートで眠れる贅沢を味わうのも乙である。
3ピアノ協奏曲/チャイコフスキー
ソリスト:アレクサンダー・マロフェーエフ(17)。
ロシアの神童はわずか17歳。
何度もチャイコンを聴きに来ているが、マジLIFE BESTるんるん
もちろんその理由は、運指を100%追いかけることのできる座った席であることも多くあるが、彼の力いっぱいな演奏は荒削りのようでタッチは正確。
流れるような夢幻演奏では、文字通り夢心地に没入させてくれる快適なピアニシモ。
第3楽章のクライマックスでは、タクトとのアイコンタクトで左手を振り上げてエンディングを告げる大見栄を切った。
BRAVO過ぎるほどの超絶技巧で、拍手喝采のあとはしばし茫然。
蟹座「ヴィルトオーソぴかぴか(新しい)」と、力いっぱいにエールを贈りたい。★10.
これだから、クラシックコンサート通いはやめられない。(←やめない)

タクト:マルチェロ・レーニンガーはブラジルの優しいおじさん。



■あおり運転、されたらどうする?=「道譲る」「窓開けない」と専門家
(時事通信社 - 08月21日 07:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5755690
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