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(承前)
平賀敬の存在を改めて知ったカフェ『ユトリロ』でハッシュドビーフ+コーヒーを堪能し、箱根駅伝5区ランナーになった気分で箱根路を登っていく。但し、黒マーチで。
振り返れば3年前は車内に灯油をぶちまけて、相当強烈な灯油臭いの中で箱根路を走ったものだ。
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箱根吟遊のチェックインは14時。
今どきの箱根界隈美術館に魅力的な展覧会がなく、中途半端に早めについたおいらは黒マーチを吟遊において宮ノ下散歩。
ふと目に入った「ぜんざい」のメニューが、小腹の減ったおいらの目に留まりショップイン
店内にいた優しそうなお父さん。
まるでグリム童話に出てきて狼に食べられそうな娘に語り掛けるような優しい感じで、初見参のおいらに接してくれる。どんな感じなのかは勝手に想像していただきたい。
「どちらでもいいですけど、2階もありますよ
」
2階に行くといいことあるよ。のサインと受け取って、階段を上がる。
1階もそうだったが、2階の客席も選び放題=ガラガラ。
喫茶室のカベに掛けられたアートが、驚いたことにまたもや平賀敬
メニューを取りに来たお父さんに訊ねてみる。
「平賀敬さんの作品ですね?」
この誘い水で様々なエピソードを伺うことができた。
平賀敬の隣に掛かっている魚の絵画は、子息の平賀太郎。
湯本で暮らしていた時のことや、亡くなってから美術館を開いた話。
そして、今年の8月、平賀敬美術館が廃業になった誰にも語られていないその理由。
何を隠そう(←何も隠していない)、このお父さんたら、平賀敬画伯の弟子だったそうで、メニューのイラストや店内のレイアウトにその面影が残る。
付け加えれば、土鍋でぐつぐつ煮込んだ「箱根山ぜんざい」が、見事に美味い。
おまけに添えられたアイスクリームを土鍋に落とすと、和風アフォガード
絵画とともに、楽しめるスイーツ。いい感じのパフェは、また違う機会に食べてみたい。
(中略)
いつの間にか宴会も終わり、温泉にも浸かり放題、ゆっくり惰眠をむさぼって、あっという間にチェックアウト。また、来年来るからね
せっかくの箱根なので、湯本では建物見物と庭園ぶらり。
吉池旅館別荘(旧岩崎弥之助別邸和館)
岩崎さんも池之端にどでかい邸宅持っているのに、箱根湯本に1万坪。
贅沢な無駄遣いばかりしてないで、子供たちにランドセルでもあげればいいのにね。
あらかじめ旅館からもらっておいた鯉の餌を、池の鯉にフィーディング
2,3尾だった鯉たちが、いつの間にか20尾、30尾。
おいらの麩菓子を狙って飛び上がってくる。
さて、そろそろランチタイム。
吉池ステーキハウス
ランチタイムでリーズナブルなステーキが食べられるとあって、平日でもカウンターは満席御礼。
自称VIPなおいらなので、満席でもシェフ前の特等席は空けてある。
フランベで仕上がったミディアムレアのフィレ、美味いに決まっている。
パリは燃えているが、箱根湯本のステーキハウスも燃えている
■カラスやアライグマが立派な料理に 女性猟師のカフェ
(朝日新聞デジタル - 12月11日 16:08)
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