「罪の声」を読んで、作家塩田武士氏に興味を持ち図書館で「盤上のアルファ」を探したが見つからず、この本の表紙に興味を持ち読むことにしました。なんとも楽しそうな表紙絵。。
内容は、失業した女性が旅の途中に出合った老人から人探しを頼まれ、それを縁に神戸のオーケストラの社員となって講演会を開催するために活躍していく物語。
「罪の声」の重厚さと異なり、何とも軽快な物語の展開と個性豊かな登場人物達だった。同じ作者の作品なのかと。。
主人公の女性、ちょっと暴力を振り過ぎじゃない?人のお尻を蹴飛ばしたり、ヒールで人の腹を踏みつけるとか。。
楽しく読めた本だった。次は、「盤上のアルファ」を読もうと思うけど、どんな内容か楽しみにしています。表紙に違和感はあるけど。
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