邦画で出来ないのが残念

先日は、インド映画の『ロボット2.0』を見た。

2時間27分、私にとっては大長編です。
力作ですが、最初の1/3は、あまり必要を感じなかった
詰めれば、2時間を切るようになると思うけれど、その長さがインド映画の特徴なのでしょう。
歌と踊りは、ほとんど入っていなかった。
エンドロールで、たっぷり流れるぐらい。
後半の展開が、チープだけれど、次から次へと事態が動き、飽きずに楽しめました。
造形のベースには、手や顔を多数持っているインドの神々が、あるのでしょうか。
イメージが溢れ出るような、CGも良かったです。
バードマンは、もう少しお腹をへこませて上げれば良かったのに。
特殊車両、研究施設、ロボットのデザインetc、洗練されていません。
しかし、押し切ってしまう強さがあり、楽しく見ることができます
常日頃から、多数の人達が視野に入っているのでしょうか、画面に映る人数が多い。
モブシーンになると、さらに多くなる。
地面も空間も、広い、高い、大きい。
邦画では見らない、力強さを感じます。
劇場で見るのは、ちょっこし厳しいけれど、面白い映画でした。

日本で作るなら、博士はもう少し若いときの中井貴一。
ロボットは、もう少し若いときの船越英一郎かなぁ。