mixiユーザー(id:859972)

2019年06月19日23:38

238 view

タクシー運転手への道 その5



ゴールデンウィークをロスタイム含めて12日以上ゲームと睡眠と食事に費やした後、とうとう面接を受けた会社から連絡が来た。
それが5月9日の事である。
いつらか来れますか?というので、今日でも明日でも!と答えると、では今日、面接を受けたところにもう一度来てくださいと言われた。

翌日、面接を受けた本社に行くと、丁寧なおじさんが迎えてくれた。
書類一式を渡され、それぞれの説明と書き方をかなり丁寧に教えてくれた。
必要な書類も教えられ、印鑑証明やら住民票が必要らしい。

そしてここで祝い金の謎が解けた。
どうやら、入社祝金というのは、再就職時の生活支援金ということらしく、契約上は貸付金扱いになるらしい。
1年間で必要な時間労働すれば、返済の義務が消滅するという事らしい。
なるほど。

とりあえずすぐ辞めるつもりもないので、特に問題ではない。
ここでもし2種免許を持っていなかった場合は、その取得費用の分も貸付扱いらしい。

書類だけで十数枚必要になり、貸付金の分で、保証人が必要になり、さらにその保証人の印鑑証明やら、契約書に署名捺印も必要だった。
それをすべて、10日の1日で準備しなくてはいけなくなった。
何故なら役所は土日やってない上に、書類をもって入社式にいくのが13日だったからだ。

あと、制服が支給されるということで、採寸してもらった。
研修中に渡されるそうだ。

ここから、日程が激しくなってくる。
10日に書類揃えたら土日は休んで、13日に入社式と今後の説明。
14日、15日に実際に行く営業所で研修。
16日に本社の方の研修が開始。
そこで制服をもらったら約2週間の研修。
その間に、地理試験を受けて合格しなくてはならない。
予定では6月1日には、研修も終えて営業所に出勤している予定だ。

書類については何の問題もなく揃った。
住民票の記載事項を間違えて2枚無駄にとってしまったのも、些細な事だ。
書類のコピーを取ろうと思ってセブンにいったら、コピー機の原本を置く部分が汚れていて、
印刷されたものに黒い斑点みたいなのがでて、6枚くらい無駄にしたのも些細な事だ。

書類の書き方については、本当に詳しく教えてくれたので、迷うことは殆どなかった。
間違えるパターンについても教えてくれたし、忘れがちな事項も言われた。
ばっちり準備を整えて、無職最後の土日を、やっぱりゲームと睡眠で過ごした。

ここまで順調に事が進むと、何か落とし穴があるかもしれない。
大事なことを忘れていないか。
たぶんここまで第一章から読んでくれた賢明な読者の方ならわかっていると思う。
私は、5月13日、念願のタクシー会社の入社日を迎えることになった。


0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年06月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

最近の日記

もっと見る