先日、今年のベスト映画3作について書いたばかりですが、トップの「異端の鳥」にこちらが並んで来ました(^_^;)
舞台となった神戸の街を知っていたというのもポイントかもしれません
濱口竜介監督作の初体験でしたが、3部構成の仕立てが上手く、総尺5時間17分が冗漫になりませんでした
徐々に盛り上がって行き緊張感あふれるドラマとして、一方で主役4名の彼女たちの生活が丁寧に描かれていて、満足できました
何ちゃってカメラマン気取りの僕としては、カメラワークやフィックスされる時の構図が気になって仕方ありませんでした(笑)。微笑みや怒りなど顔のアップを捉えたシーンは、これまで僕がチャレンジして来なかったカットです
映画館を出て神戸の電車に乗っていると、芙美と桜子がいるのではないか?
三宮のクラブに行けば、あかりや鵜飼に会えるのではないか?
神戸港のフェリーターミナルに行けば、純に会えるのではないか?
などと思うぐらいに、キャストが神戸の街に溶け込んでいました
。
一点不満を言うと、登場人物がみんな太っていないことです。スタイルの良い方ばかり選ばれていてリアルじゃないです
♂
本作の四人のヒロインは、演技経験のない、一般の女性が演じているそうですが、僕の最優秀主演賞はあかり役の方です
この四人のうち、どなたがあかりでしょう?🧐
「好き」という気持ちは、いったいどういうものか?
セックスをするとは、どういう気持ちからか?
パートナーは必要か?
色々と考えさせられました
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