孤立無援。
この感覚を、心身ともに経験した僕は、自殺された方の思いを尊重します。
抜け出せないものです。
僕は三度ほど自殺未遂をしていますが、たまたま自分の思いで留まっただけで、誰かが助けてくれた訳ではありません。
今を生きられているのは多くの方からのサポートがあってこそですが、死を決断する時には救いなどありません。
「いのちの電話」で生きながらえたとしても、また死を意識し出すと止まりません。
「なぜ周りに助けを求めなかったのか?」
何て言葉は当事者には全く響かないので、言葉を慎んでもらいたいです。
助けが求められる精神状態なら、まだマシです。
孤立無援を意識している時点で、もう八方塞がりです。
映画「わたしたちに許された特別な時間の終わり」で親友のミュージシャン、増田壮太さんを失った、映画監督の太田信吾さんが、自殺を止めることができなかった後悔を表現していますが、それはそれは困難な問題です。
太田監督は何も悪くありません。
そして、今日の訃報、三浦春馬さんの件ですが、止められないんですよ、他人には。
本人は考えに考えた上で決断しているのだから…
遺書と思われるモノがあるようなので、近親者はそれを読み、三浦さんの思いを尊重してあげて欲しいです。
苦しんでいる世界中の孤立無援の方に、彼らを救い出す方法は提示できません。
でも、彼らの苦しみを理解し、尊重してあげて欲しいです。
絶対に責めないで欲しい、彼らを!
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