鳥海山

確かな天気情報がつかめないまま
フェーンが発生しているという情報を得たので、晴れが期待できそうな日本海側へ移動。
知ってる山、というか現在持っている地図のから選んで鳥海山を目指す。
記憶が正しければ3度目になるが、花の時期は初めてだ。
スキーで登った内陸側の矢島口は、距離は短いもののその分稜線歩きも短いので
花を満喫できそうな鉾立登山口とした。
ちょっと長いがブルーラインだかグリーンラインだか、
地下鉄みたいな名前の道路を登って鉾立登山口。日本海一望。
道路名のほうが地下鉄より先か。

夕方到着したら、登山口に近い駐車場は６〜7割埋まっている感じ。
いくつか駐車場が隣接しているので、平坦な場所を選んで駐車した。
しかし、ここは登山者は駐車禁止だったらしく、翌日注意された。
入り口に看板があったが、気づかなかった。

日本海に沈む夕日をずっと見てから寝た。

翌日は余裕こいて少し遅めのスタートで7時ころ歩き出す。
岩手山とは全く違って素晴らしい青空。
しかし思いのほかフェーンが効いて暑かった。
やはりもう1時間くらい早くスタートすべきだった。
賽の河原まででバテるかと思った。
しかしさすが花の名山、登山口からずっと花々に癒され、
賽の河原でもニッコウキスゲに遭遇。
咲き残りのチングルマも。

今回も外輪山？を縦走。
縦走路も花々に癒される。ちょっと変わったアザミはチョウカイアザミというらしい。
七高山の100メートル手前で小屋へ下山。
新山にも花が咲いていないので登らず、谷間を下山。
こちらは花の種類は少ないが、一面のお花畑だった。
外輪山のほうが変化に富んで楽しいかな。

台風の影響が出てきて、山頂付近はガスに覆われ展望はなかった。
風も徐々に強まって、風速は15〜20メートルくらいありそうだ。
駐車場に近づくにつれ、どんどん気温も上がっていき
風の影響も弱くなってきた。
本当に奥羽山脈は荒れているのだろうか、と思いつつ無事下山。
鳥海山は裏切らないなぁ。
登山口からほぼ山頂までお花畑が続くとはすばらしい。