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2018年12月15日11:01

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現場の悩みでもある、らしい

確かガルパンのTV放送を2時間に再編集したBDのオーディオコメンタリーだったと思いますが、音響監督の岩浪氏が演技に関する話をしていて。

ガルパンの前、つまり後に西住みほ役を射止める渕上舞が何かの機会に「オーディション受からないんです、どうしたらいいんでしょう」と雑談がてら相談したことがあったそうなんですね。

岩浪氏曰く、オーディションの時には演じてもらうキャラの絵や設定などが教えられるので、役者はそこから得られるイメージをもとに演技をするわけですが、そもそもキャラというのが記号化されていることもあって、だいたいどの声優も似たり寄ったりな演技をするそうなんです。

なので、選ぶ側も「この人にこそやってもらいたい!」と思える要素がなかなか見つからないようで…。

たまにはオーディションで「この人以外あり得ない」という出会いはあるそうです。
Bon-Bon Blancoのマラカス担当だったMAKOが声優に挑戦したいと「かみちゅ!」のオーディションを受けた際、その声を聞いた監督らが大爆笑し…MAKO自身は「完全にダメだった」と落胆したんですが、実は「こんなにイメージぴったりの人が現実にいるの?!」という驚きからの大爆笑だったそうで、MAKOはこの作品で無事声優デビューを果たしました。

ほんの20年くらい前は名塚佳織のようにデビュー直後は棒演技でも仕方ないと思われていた声優業界は、いつの間にかデビュー時にすでにベテランみたいな演技力の人達がゴロゴロいる状況に変わっていて、もう普通に演技できるだけではようやく数作品に関わることができても後が続かなかったりしているようです。

だからおそらく、一番悩んでいるのは声優であり、監督であるのだろうと思います。もっと温かい目で見てあげたいものですな。

■「アニメの声優はもっと自然な演技をして」に賛否の声 「アニメの絵や動きに合わせている」という反論も
(キャリコネ - 12月15日 09:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=5419961
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