屋根裏の殺人鬼フリッツホンカ

昨日は、「屋根裏の殺人鬼フリッツホンカ」を見てきました

http://bitters.co.jp/yaneura/

いつも映画館に行くと、「どんな人が来ているんだろう？」と
周りを見渡すのですが、今回は、単身の男性がほとんどでした。
先週の「犬鳴村」は、若い人が、どじゃ〜っと来ていたけどね。

この話は、１９７０〜７５年、ドイツで本当にあった連続殺人
事件です。
犯人は、サイコパスでもなく、頭のおかしい？見たくれの悪い、
一人の男。
しかし、彼が、どうして、そんな殺人鬼になったのか？という
話にはほとんど触れず、ただ、彼の異常な行動が、オーバーラップ
されていきます。
本当に、異常なんですよ。
お酒を飲んで、女の人を見たら、やりたい！と思う。
しかし、彼は醜いので、ほとんどの女性には相手にされず、相手
に出来るのは、高齢の娼婦が多い。
彼が殺人を犯す時しか、グロテスクな描写はなく、何か怖いのか
と言うと、やっぱり、彼の心理ですかね〜。
家に女性を連れ込むのですが、少しでも、女性が自分にたて突いた
り、気に入らない事を言うと、か〜っと切れてしまう。
で、すぐに、殺人に移行してしまう。
そのあたりが、凄く、暴力的なんです。
「ジョーカー」に似た話なのかな？と思っていたのですが、全く
違いました。（ジョーカーの方が上）
でも、現実にあった話だと思うと、本当に恐ろしいです