ホーム > mixiユーザー(id:8437995) > mixiユーザーの日記一覧 > 『帝国海軍提督』の本

mixiユーザー(id:8437995)

2019年08月16日07:33

52 view

『帝国海軍提督』の本

映画『アルキメデスの大戦』で登場した4人の人物に注目してみよう。
まず、山本五十六は誰もが知る連合艦隊司令長官として知られるが、映画の時代はそれと異なる。
舘ひろしが演じる海軍少将、海軍第一航空戦隊司令官として「巨大戦艦建造計画」に異を唱える。

 昭和3年12月、空母「赤城」艦長
 昭和8年10月、第一航空戦隊司令官
 昭和10年12月、航空本部長
 昭和11年12月、海軍次官
 昭和14年8月、連合艦隊兼第一艦隊長官
 昭和18年4月、戦死(元帥)

山本五十六は知名度があるが、明治、大正、昭和初期を解説した文献は非常に少ない。
また、次の3名について人物像を深く知る人は少ないだろう。

・大角饑検覆おすみみねお)海軍大臣
 小林克也が演じる。

 昭和6年4月、大将に昇進。
 同年12月、犬養内閣で海軍大臣就任。
 昭和10年2月、海軍省内に最高顧問として艦船兵器建造に関する会議を設置。
 これは映画で史実通り。

 尚、開戦前の昭和16年2月に南支巡察で中国の広東天河飛行場を飛び立った後、消息を絶つ。
 墜死したのは撃墜されたのか?真相は不明ながら、事故と断定されている。


・永野修身(ながのおさみ)海軍中将
 映画では國村隼が演じており、山本五十六の上官として「巨大戦艦建造計画」の反対派。

 昭和10年11月、ロンドン軍縮会議全権
 昭和11年3月、海軍大臣就任。
 昭和12年2月、連合艦隊兼第一艦隊長官
 昭和16年4月、軍令部総長
 日米開戦を決意する。
 昭和18年6月 元帥昇進
 戦後はA級戦犯となるが、判決前に病死となる。


・嶋田繁太郎(しまだしげたろう)海軍少将
 映画では橋爪功が演じる「巨大戦艦建造計画」の推進派。

 昭和8年10月、軍令部第一部長
 昭和12年12月、第二艦隊長官
 昭和15年11月、大将昇進
 昭和16年9月、横須賀鎮守府長官
 昭和16年10月、海軍大臣(東条内閣)
 昭和19年2月、兼任軍令部総長
 昭和19年8月、軍事参議官

戦後はA級戦犯となるが、終身刑を免れて無期禁固となる。
昭和33年に赦免。

さて、山本五十六の書籍は色々あるが、他の提督本は数少ない。
名前は知っていても実はどんな人物なのか? 意外に分かっていなかった。

・左画像
歴史と旅 特別増刊号45
『帝国海軍提督総覧』
発行日:1990年10月10日
発行所:蟒田書店
A4判/本文546頁
価格1700円
※帝国海軍をリードした提督として61人を詳しく紹介。
※巻末に「帝国海軍の大将・中将・少将総覧」として
 2000名の所属兵科、出身地、進級年から没年等、履歴を掲載。
 海軍の主要人物像を知る上で本書はかなりの優れものです。

・中画像
歴史群像シリーズ52
『山本五十六/常在戦場の生涯と連合艦隊』
発行日:1997年10月1日
発行所:螻惱研究社
折込図:太平洋戦争海戦マップ
A4判/全180頁
価格1300円

・右画像
山川MOOK『山本五十六』
印刷日:2011年12月12日
発行日:2012年1月12日
発行所:蟷垣扈佝納
A4判/全164頁
価格1600円

16 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを投稿する