戦国本「井伊直虎」

大河ドラマに併せて「井伊直虎」の関連書籍が色々と発行されている。
その中で前日のＮＨＫ本に続いて、次の２冊を選んで購入したので紹介しよう。

・左画像
『別冊宝島／おんな城主 直虎の生涯』
発行日：２０１６年１０月１３日
発行所：洋泉社
Ａ４版／全１３２頁
価格：９００円(税別）

戦国女性・直虎の波乱の人生を中心に井伊家再興を３章に分けて解説。
巻末に「事典・直虎をめぐる人物群像」（Ａ４判／１６頁）として綴じ込み付録がついている。


・右画像
『歴史ＲＥＡＬ／おんな城主 直虎と井伊直政の真実』
発行日：２０１６年１２月２９日
発行所：宝島社
Ａ４版／全１１６頁
価格：１０００円(税別）

井伊家の発祥から苦難の歴史、直虎の政治力、直政の生涯等、５章に分けて詳しく解説。
巻末に「直虎と井伊家ゆかりの地ガイド」（Ｂ５判／１６頁）として綴じ込み付録がついている。

両書共、カラー誌面満載で甲乙つけがたい戦国歴史本ＭＯＯＫです。
一通りざっと読み終えると・・井伊家の家督継承を巡る苦難の道と複雑な人間ドラマが見てとれる。
お家断絶の危機を救った直虎を主役に着眼した戦国大河ドラマ・・今後の展開が楽しみだ。
・・とは言え、直虎の幼少名「おとわ」が史実に確証の無い仮の名前を使用したとの記述には驚いた。