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2015年12月29日07:01

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映画『ナイトクローラー』

この映画『ナイトクローラー』は今夏に公開され、鑑賞する機会を逃していたものの福山駅前の映画館で遅れて上映中。
映画の評判が中々良かったので今月中旬頃にやっと鑑賞した。

キャッチコピーを見ると“視聴率至上主義が生んだ戦慄の報道パパラッチ”となっている。
“パパラッチ”と聞くと芸能スキャンダルの追っかけと思っていたが、本作はそんな単純な話ではない。
日々起きる交通事故や火事、重犯罪の現場へ敏速に駆けつけ、被害者の姿を容赦なく撮影する。
その画像は話題性があればテレビ局に高く売り込む事が出来るが、視聴率を上げるためは出来る限り刺激的なものが常に要求される。
ついには取材方法は犯罪すれすれの・・と言うより犯罪に近い過激にエスカレートしていく。
その日暮らしの窃盗犯がこの商売を覚えて日々成長していくフリージャーナリストの話である。
息を呑むほど緊迫した場面が続く・・この種の映画を「犯罪スリラー映画」と言うようだ。
こんな商売が成り立つのも銃規制の無いアメリカ社会が生んだ闇の世界と言える。
今までにない視点で現代社会を捉えた見応えのある映画です。

さて、今年の劇場鑑賞は年間を通じて36本になる。
その内、『スターウォーズ』を連日2回を含めて12月は9本。
しかし、1月、3月、5月はまったく観ていない。
好きなジャンルがSFや戦争映画が中心なので、どうしてもバラツキがある。
さぁ、この正月休みは溜まったDVDをまとめて観る予定だ。
マイミクの皆さんもどんどん映画を観てほしい。
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