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2015年12月13日00:38

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韓国潜水艦「ソン・ウォンイル」

先月の展示会に間に合わなかったキットが山ほど残っており、今回は214型潜水艦の1番艦「ソン・ウォンイル」が完成。

・TOP左画像
「214型潜水艦」
キットは韓国のウルフパック製品でスケールは1/350
作例は韓国潜水艦だが、デカール替えでギリシャ、ポルトガルにも製作出来る。

・TOP中、右画像
「ソン・ウォンイル」(孫元一)
モールドに問題はないが、プラ素材が柔らか過ぎるのが難点。
また、艦首の別パーツの合いが悪い。


ところで、韓国の潜水艦建造能力は最悪だ。
本級はドイツのHDW社が輸出用に設計し、同社指導により韓国が国内で建造。
現在、同型艦は4隻が就役し、4隻が建造中。
しかし、2006年6月に1番艦の「孫元一」が進水したものの、スクリューが発生する騒音が大きく推進軸を交換。
2011年、艦橋と甲板をつなぐボルトの欠陥により運用停止措置となる。
ドイツのHDW社から技術者を呼び、2010年6月から2011年2月にかけて改善工事を実施。
2011年4月〜2012年11月、1番艦の「孫元一」が原因不明の騒音で修理。
ドイツより技術陣を呼び対策を行うが、解決せず。
同級3隻の燃料電池は、不具合により102回も停止。
2013年、燃料電池の冷却システムに問題が発生し、2014年に修理を終える。
2015年9月、海軍に引き渡された4隻全ての艦で水中騒音が基準値より超過していたことが判明。
解決の見込みが立たず、5番艦以降に引き渡す潜水艦は作戦要求性能に水中騒音基準を除外すると言う。
さらに、3番艦「安重根」のスクリューは151個の亀裂発生が発覚。
こんな状況で次期3000トンクラスも国産建造で大丈夫なのか?
このドタバタ話はフネのミリオタなら誰もが知る有名な話である。
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