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2021年07月14日19:21

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心豊かな楽しい老後に備える その48

公私共に多忙な日々が続いてしまい、日記に記しておきたい出来事を速やかに記せない状態が相変わらず…。
お題の件、そのあれこれを日記に記し、自分の記憶に残しておきたい。
 
今回も Jazz の AD 収集の履歴である。
いつものお店 Cafe CRESCEND さんのお陰で Jazz の AD は怒涛の勢いで増え続け、06/26(土)の時点での累計購入枚数は787枚に達した。
その翌週の 07/03(土)もいつものお店へ…。
今回は重複しちゃった7枚を持参し、それをお店へ里帰りさせる。
その7枚の合計価格と同額で他の AD と取り替えっこという嬉しい Service を正々堂々と…。
こんな嘘のような嬉しい Service も「当たり前」という Records Shop を、私は他に知らない。
COVID-19 の感染拡大で「不要不急の外出は自粛せよ」だったので、他のお客さんとの遭遇を避ける時間帯を狙って足を運んだのは当然のこと。
ささっと選んでささっと購入したらば、ささっと我が家へ…。
そんなこんなで我が家に持ち帰った AD は計6枚だった。
 

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先ずはこれ。
Gil Melle で ’52, 53年の "Quintet/Sextet" & "Quintet" だ。
これの Original 盤は A, B Side で異なる。
A Side が BLUE NOTE の Disk No. “BLP 5020” で ’53年に録音の Quintet 、及び ’52年に録音の Sextet が収録されている。
一方の B Side には BLUE NOTE の Disk No. “BLP 5033” で ’52年に録音の Quintet が収録されている。
つまりは当時 10inc. だった2枚を 12inc. の1枚に収めたもの。
因みに “BLP 5020” と “BLP 5033” とでは Quintet の Member が全く異なる。
Guitar はいずれも Tal Farlow だったので選んでみたけれど、これがなかなかの演奏だったぞ。
古い録音なので音質は酷いけれど、これはこれで良いのだ。
これのお値段は ¥1,800 なり。
 

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続いてはこれ。
Ruby Braff で ’55年の "Pocket Full Of Dreams" だ。
Original 盤は ’57年に米国の Vanguard から販売された Disk No. “VRS-8516” とのこと。
私が手に入れたのは ’90年に日本の King Record から再販された Disk No. “KIJJ-2030, VRS-8516” だった。
Ruby Braff の Trumpet に Ellis Larkins の Piano だけで Ballad の数々という、なんともお洒落な1枚。
いやらしぃ〜くらい色気ある音色の Trumpet に優しい Piano がしっくりと絡む。
イイね、イイねぇ〜。
これのお値段も ¥1,800 なり。
 

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続いてはこれ。
Milt Jackson で ’55年の "Milt Jackson Quartet" も名盤。
Original 盤は ’55年に米国の Prestige から販売された Disk No. “PRLP 7003” だ。
私が手に入れたのは ’79年に日本の Victor から再販された Disk No. “SMJ-6597(M)” だった。
MJQ の Milt Jackson とはちょいと雰囲気が違う「誠実感」のような Vib. がこの私には好ましく感じる1枚。
Horace Silver の Piano との絡み具合も丁度良いのだよ。
イイね、イイねぇ〜。
Engineer はあの R.V.G.(Rudy Van Gelder)だったぞ。
これのお値段も ¥1,800 なり。
 

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続いてはこれ。
Clifford Brown で ’54, 59年の "Jazz Immortal" も漸く手に入れたぞ。
超天才の Browny が Pacific Jazz に残した音源を集めた1枚。
Browny 好きでこれを持っていなかったらば犯罪! …だろ? 
Original 盤は ’60年に米国の Pacific Jazz から販売された Disk No. “PJ-3” だ。
私が手に入れたのは ’79年に日本の糞会社(東芝とも言う)から再販された Disk No. “JR-8057” だった。
身勝手な暴走をしないどころか、他の Member への気遣いもしっかりしているところが凄い。
天才を超えた超天才、なのに誰にも礼儀正しい好青年、そんな Browny の Trumpet がとにかく素晴らしい。
これのお値段は ¥2,000 なり。
 

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Browny の次は Lee Morgan だ。
’60年の "Two Sides Of Lee Morgan" は、’74年に米国の Trip Records から販売された2枚組。
たっぷりと当時の Lee Morgan を楽しめるのだから嬉しい。
イイね、イイねぇ〜。
なお、近年に日本のみで販売された CD(SHM-CD)の "Two Sides Of Lee Morgan" という Best ものとは全くの別物。
これのお値段は ¥2,300 なり。
 

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そしてあの色男だよ。
Barney Wilen で ’57年の "Barney Wilen Quintet" も見つけてしまったからには買うしかない。
Original 盤は ’57年に France の Guide Du Jazz から販売された Disk No. “J-1239” とのこと。
私が手に入れたのは ’89年に Spain の Fresh Sound Records から再販された Disk No. “FSR-707, J-1239” だった。
その ’57年と言えばまだ20歳の Barney Wilen であり、この年に Miles から大抜擢されて有名になったのは周知のとおり。
流石にまだ20歳とあって「色男」にはほど遠い…。
なのだけれども、じっくり聴けば「色男」なその片鱗を垣間見せてくれるではないか。
イイね、イイねぇ〜。
これのお値段は「うわっ… !?」の ¥4,800 なり。
AD は以上の6枚を選んだ。
 

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最後は CD だ。
Brian Bromberg で ’00年の "Wood" は、私にとって「兄貴ぃ〜っ!」な存在の「Tさん」から「これは買ってください!」と強く推奨された1枚。
で、聴いたらばもう、びっくり! 
これぞ我が教祖様(Audio 評論家の故・長岡鉄男氏)が設計した B.H.(Back Loaded Horn Speaker)で聴くべし! 
低音が猛烈に凄い。
猛烈に立ち上がりが良い High Speed の低音で、曖昧さが無い。
だから音像もくっきり! 
それはもう、目の前で Contrabass の弦が震えている様子が見えて来るのだよ。
これは凄い! 
流石に「兄貴!」な存在の「Tさん」がお薦めのそれだった。
早速にこの CD も私の Audio Check Disk に仲間入りである。
猛烈に凄いのに、中古なのでお値段はなんと ¥500 なり。
 
里帰りさせた7枚の AD の合計価格は ¥15,100 だった。
で、取り替えっこで選んだ6枚の AD と1枚の CD の合計はちょうど ¥15,000 なり。
これにて「しゃんしゃん…」で交渉は成立。
イイね、イイねぇ〜。
普通の「Record 屋さん」だったらば、こんなの有り得ないぞ? 
 

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続いては 07/11(日)のこと。
写真の CD も私のお気に入り。
あぁ〜、これの AD なんぞもこの世に存在してくれたらば…。
そんな思いでうだうだと Web を検索していたらば? 
ん…? 
うわっ… !? 
うぉ〜〜〜っ !? 
有ったじゃん! 
 

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で、早速にそれを「ぽちっ」たのは言うまでもない。
そして、その翌日という 07/12(月)のこと。
来たよ、来たよ、来ちゃいましたよ。
k.d. lang で ’97年の “Drag” を遂に AD でも手に入れてしまったのだよ。
くぅ〜〜〜っ! 
イイね、イイねぇ〜。
これは昨年の ’20年に限定で販売された AD なんだそうな。
k.d. lang という彼女は、出す Album 毎に「今度はその手で来ましたか?」の連続で、正直なところ「どういう Genre の人なの?」だったりする。
’92年の Album “Ingénue“ はもう彼女の大傑作! 
やや Country っぽいけれど、軽くはない。
軽そうなんだけれども、歌詞も楽曲もずっしりと重い。
抜群の歌唱力、そして絶妙な Arrange の数々にこの私は「うわっ… !?」のあれこれ…。
k.d. lang という彼女も天才だよ。
そんな彼女が「今度は Jazz ですかい?」だったのが、この ’97年の “Drag” だった。
あの名曲 “Don’t Smoke In Bed” で始まる、選曲の全ては煙草に纏わる楽曲のみ。
それを柔らかく、深く、時に強く激しく歌う彼女がもう本当に素晴らしい。
もう「このまま Jazz 専門で…」とお願いしたいくらいだったよ。
これぞ女性 Vocal Jazz の隠れた名盤! …と私は断言する。
この日記をご覧になられ、彼女の歌声と Arrange Sense に興味を抱かれたとあらば…? 
是非とも、この YouTube をご視聴くだされ。
 

この “Drag” という Album の1曲目で、これも女性 Vocal では Standard のひとつ。
あの名曲 “Don’t Smoke In Bed” を和音で弄くり回しちゃったこの Arrange はどうだ? 
もう私は「鳥肌もの」だったぞ。
なのに、基本には忠実というそれ…。
だから英語の歌詞が(日本人の我々でも)綺麗でとても聴きやすいのだから嬉しい。
Jazz Vocalist では無いのに…。
Jazz を歌わせれば、この Arrange Sense と歌唱力。
ん〜〜〜。
やっぱり、k.d. lang という彼女は天才だよ。
 

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イイね、イイねぇ〜。
この AD と CD の聴き比べも「後日のお楽しみ」にしておこう。
 
AD は以上の7枚が追加となり、’18年の 03/12 からの累計購入枚数は794枚に達した。
おぉ〜、あともう少しで800枚に達するではないか。
でも、まだまだ「欲しい〜っ!」のが沢山なのである。
Jazz 三昧、Analog Audio 三昧、そんな「心豊かな楽しい老後」を迎える為にも、今はその備えに励む。
とにかく給与所得者である今のうちに頑張らないと…。
日々の仕事には Best を尽くし、遊ぶように楽しみながら未来の老後に備え続ける。
会社でも我が家でも、仕事も遊びも Full Power でねぇ〜と、なっ! 
 
よしっ! 
これからも大いに働き、大いに遊ぼうぞ!
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