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2021年05月19日20:27

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心豊かな楽しい老後に備える その41(の続き)

前回からの続き。

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翌週の 05/15(土)もいつものお店へ…。
この日も10枚を選んだ。
先ずはこれ。
Chuck Wayne & Joe Puma で ’74年の "Inter Actions" だ。
Original 盤は ’74年に米国の Choice から販売された Disk No. “CRS1004” で、私が手に入れたのもそれ。
Chuck Wayne と Joe Puma の Guitar だけ、という1枚。
超絶的な Technic 合戦! …のような Jazz Guitar の世界が楽しい。
これのお値段は ¥1,800 なり。
 

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続いてはこれ。
Laurindo Almeida で ’76年の "The L.A.4" だ。
Original 盤は ’76年に米国の Concord Jazz から販売された Disk No. “CJ-18” で、私が手に入れたのもそれ。
Acoustic Guitar は当然に Laurindo Almeida 、Alto Sax. と Flute は Bud Shank 、Bass は Ray Brown 、Drums は Shelly Manne という豪華な顔ぶれ。
Latin Jazz もあれば Thrill な展開もあったりの面白い1枚である。
これのお値段は ¥1,800 なり。
 

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続いてはこれ。
Gary Burton で ’84年の "Real Life Hits" だ。
Piano は小曽根真、そして Gary Burton の Vib. というこれも凄い。
その選曲と Arrange はもちろん、音も素晴らしいのだよ。
特に Drums の Bass と Cymbals の「うわっ…?」な音にはもう「くらっ…」と来たぞ。
イイね、イイねぇ〜。
これのお値段は ¥2,300 なり。
 

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続いてはこれ。
Wes Montgomery で見たことも無い Jacket のを発見。
帯には SJ(Swing Journal 誌)で Gold 推奨とあったぞ! …とあらばこれは日本での再販盤? 
持ち帰ってから調べると、これは ’65年の "Solitude" の再販と判明。
"Solitude" とあらば Vol.1 & 2 の構成だった筈なのに…? 
なんとこれ、その Vol.2 のみを日本の RVC が再販したものだった。
その Vol.2 も持っていたので「重複じゃん!」だったと判明。
なのでこれも後日にお店へ里帰りさせるべし。
これのお値段は ¥1,800 だった。


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続いてはこれ。
Lou Donaldson で ’52年の "New Faces New Sounds" だ。
Original 盤は ’52年に米国の Blue Note から販売された Disk No. “BLP 5021” で 10inc. Disk だった。
私が手に入れたのは ’91年に日本の糞会社(東芝とも言う)から再販された Disk No. “BN 0010, BLP 5021” で 12inc. 化されたものである。
Browny と組んだ "New Faces New Sounds”(BLP 5030)も有名だけれど、この1枚もなかなかである。
後の巨匠、若き頃の Lou Donaldson の初々しくも天才ぶりなのが聴いて楽しい。
Horace Silver の Piano も「イイね、イイねぇ〜」なのだよ。
日本の(東芝とも言う)糞会社のであろうと、これは持っていないと? …だよね。
これのお値段は ¥2,300 なり。
 

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続いてはこれ。
Lee Morgan で ’57〜’58年の "Candy" もやっと手に入れたぞ。
Original 盤は ’58年に米国の Blue Note から販売された Disk No. “BLP 1590” だ。
私が手に入れたのは ’71年に日本の糞会社(東芝とも言う)から販売された Disk No. “NR-8845, BLP 1590” だった。
Piano は Sonny Clark 、Bass は Doug Watkins 、Drums は Art Taylor で豪華絢爛。
でもって Lee Morgan の Trumpet は凄く真面目(?)なところが面白い。
ん〜、これも問答無用の名盤。
お値段は ¥2,500 なり。
 

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続いてはこれ。
Jackie McLean で ’56年の "Jackie's Pal" も欲しかった1枚。
Original 盤は ’56年に米国の Prestige から販売された Disk No. “LP 7068” とのこと。
私が手に入れたのは ’86年に同じく米国の Prestige から再販された Disk No. “OJC-1741” だった。
Piano は Mal Waldron 、Trumpet は Bill Hardman 、Bass は Paul Chambers 、Drums は Philly Joe Jones とこれも豪華絢爛。
切れ感も抜群の軽快な Be Bop の数々をたっぷり楽しませてくれる。
Mal Waldron はこの Album でも「大人の Piano だよなぁ〜」を再認識させられると共に「やっぱり Jackie は Jackie だよ!」な Alto Sax. がこれまた心地良い。
ん〜、これも名盤。
お値段は ¥2,300 なり。


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続いてはこれ。
Jackie McLean & Freddie Redd という “The Music From The Connection” は重複を承知で選んだ。
Original Title は Freddie Redd Quartet With Jackie McLean による “The Music From The Connection” で ’60年の録音だ。
その Original 盤は ’60年に米国の Blue Note から販売された Disk No. “BLP 4027” である。
既に入手済みだったこの名盤をあえて「重複を承知」で入手したこれぞ、Europe の Jazz Images が ’19年に再販した「高音質仕様」のそれ。
WaxTime と同様に Jacket Design は全く異なるという「いつもの、それ…」でもある。
’60年という古い録音であろうと、これは「良い音で聴きたい」という欲望を満たしてくれる。
…なのだけれども、Jacket Design が Blue Note のそれとは「じぇ〜んじぇん違うじゃん?」な1枚。
これのお値段は ¥2,500 なり。


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続いてはこれ。
大好きな Helen Merrill で ’68年の "A Shade Of Difference" もやっと手に入れたぞ。
Original 盤は ’68年に米国の Milestone から販売された Disk No. “MSP 9019” とのこと。
私が手に入れたのは ’86年に米国の Landmark Records から再販された Disk No. “LLP-1308” だった。
Flugelhorn は Thad Jones 、Bass は Ron Carter 、Drums は Elvin Jones という豪華絢爛! …だけではない。
なんと Guitar は Jim Hall と来たぞ。
Helen ちゃんが大好き、Guitar Jazz も大好きな私にしてみれば、これぞ名盤! 
イイね、イイねぇ〜。
これのお値段は ¥2,500 なり。
 

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最後はこれ。
これはもう「お宝」級だぞ !? 
Ann Burton で ’77年の "He's Funny That Way" を見つけちゃったのは Lucky だったよ。
Original 盤は ’77年に日本の「ロブスター企画」から販売された Disk No. “LDC-1005” で、なんと「まさかの Direct Cutting !?」だった数量限定品。
私が手に入れたのは ’80年に同じく「ロブスター企画」から再販された Disk No. “LDC-3005” なのだけれど、残念なことに Direct Cutting ではなくて Master Tape(磁気 Tape に録音されたもの)が音源だった。
残念…? 
いやはや、これの Master Tape も凄いぞ! 
2 Track での録音は当然なのだけれど、その Tape Speed はなんと 76cm/s という、その当時としては最強・最良の Analog 録音が音源だったのだ。
それって「どんだけ…」凄いのか? 
その昔、我々の世代にとって日常的な音楽 Media のひとつが Compact Cassette Tape(俗称:カセット)だった。
表裏を替えれば A 面に B 面での Stereo だったので当然に 4 Track であり、Tape Speed は 4.76cm/s だった。
これと比較してしまうと、だよ…? 
2 Track だから Tape に記録する面積は 4 Track からは2倍に! 
Tape Speed は 76cm/s だからなんと16倍に! 
2倍の面積で16倍の Speed とあらば乗算で「32倍」だぞ、おいっ! 
つまりは、懐かしの Compact Cassette Tape と単純に比較すると「32倍」という記録容量の高音質で録音された Master Tape が、これの音源。
いや、実際には「32倍」以上なのである。
Direct Cutting ではなかったのは残念だったけれど、その Direct Cutting に次ぐ最強・最良の音源から再販されたのがこの AD だったのだ。
しかも(駄目押しで?)更に高音質の 45rpm 盤という徹底ぶり。
もうね、聴けば納得。
この録音に携わった Engineer 達の「熱い思い」もが伝わって来る「優秀録音」ぶりの音質が素晴らしいこと。
Piano は Ken McCarthy 、Bass は稲葉国光、Drums は小原哲次郎という素晴らしい Piano Trio に Ann Burton の歌声。
それはもう、大好きな Ann Burton の歌声が生々しくて…。
左右も前後も Real な音像の数々に息を呑む。
ん〜、凄い。
凄いぞ、これっ! 
イイね、イイねぇ〜。
こんなにも凄いのに、お値段は格安(?)の ¥2,500 なり。
Ann Burton 好きはもちろん、Audio 好きもこれは持っていないと! …だよね。
 
以上の10枚の合計は ¥22,300 なのだけれど…? 
10枚以上とあらば毎度の合計 ¥8,000 が値引きされ、お値段は ¥14,300 なり。
ちょいと高額盤も多々だったけれど、1枚の平均は ¥1,430 なのだから安いもんだ。
イイね、イイねぇ〜。
 
意図せずの重複を差し引くと、今回は(重複を承知も含めた)18枚が加わった。
いつものお店 Cafe CRESCEND さんへ足を運ぶようになり、ここで初めて Jazz の AD を購入した ’18年の 03/12 からの累計購入枚数は727枚に達したぞ。
でも、まだまだ「欲しい〜っ!」のが沢山なのである。
Jazz 三昧、Analog Audio 三昧、そんな「心豊かな楽しい老後」を迎える為にも、今はその備えに励む。
とにかく給与所得者である今のうちに頑張らないと…。
日々の仕事には Best を尽くし、遊ぶように楽しみながら未来の老後に備え続ける。
会社でも我が家でも、仕事も遊びも「悔いを残さない」のが Best! …だろ? 
私はそう思う。
 
よしっ! 
これからも大いに働き、大いに遊ぼうぞ!
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