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2020年08月25日15:28

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アフガンで大人になった?

公私共に多忙な日々が続いてしまい、日記に記しておきたい出来事を速やかに記せない状態が相変わらず…。
お題の件、そのあれこれを日記に記し、自分の記憶に残しておきたい。

幼い頃というのは、その味覚も幼い。
それは幼いが故に当然のことであり、仕方の無いこと。
大人な味どころか、本当に美味いものが何故に美味いのかの理由も知らず、香りや味わいの変化をも楽しむという知識も余裕も経験も無い。
だから人は年齢と経験を重ねる毎に味覚も含めて大人になっていくものである。
ところが…? 
イイ歳して味覚が幼いまんまの輩が少なくない。
いや「味覚が…」どころか「味覚も…」なのが、そのほとんどだ。
イイ歳して味覚が幼いまんまなのは総じて「味覚が貧乏」であり、食に対する嗜好や考え方も「貧乏臭い」から私とは話が合わない。

会社での同僚、若い「T君」にお題の Curry 屋さんの話をしたところ…
 JUN さんの言うそのカレーって
 どうせ一皿が ¥1,000 位上もするんでしょ?
 カレーなんて、家で食えるじゃ〜ないですか! 
…と来たもんだ。
それを聞いて驚いたついでに呆れてしまった私は…
 あぁ〜
 そうだよね〜 
…でこの話はお仕舞い。
猫に小判、馬の耳に念仏、である。
その価値が判らない「味覚も貧乏」な人に無駄な話をしたこの私が愚かだった、である。
成人になっても未だに、味覚も価値感も幼いまんま…。
Curry なんて何処で食べても同じという、その絶望的な貧乏臭さ…。
Coffee も「大嫌い!」で「苦いだけのあれの何が良いんですか?」なんだそうな…。
今はまだ若い「T君」だけれど、彼はこのまんま年齢を重ねて行くのだろうか? 
おそらくは高い確率で「そう、そのまんま…」のように思える「残念な人」の一例であった。

一方、昨年の新人「H君」に同じ話をしたところ「是非ともそこに行ってみたいです!」とのこと。
おぉ〜。
イイね、イイねぇ〜。
ならば、連れて行ってやろうではないか。
お互いの休みと都合が合致した 08/19(水)のこと。
我が家の近くで 9:00 に集合し、私の Copen に乗り合わせて出発。
目指すは八ヶ岳の麓。
山梨県北杜市大泉町の “Villa Afghan”(ヴィラ・アフガン)さんだ。
9:00 に出発すれば、Open の 11:30 には余裕で間に合う筈…。
国道254号で長野県入りし、佐久市からは国道141号を避けて南下。
佐久穂町から国道141号にて山梨の清里方面を目指すいつもの Route である。
平日とあって渋滞知らずの快走。
快走も快走が続く、絶好調の往路で目的地を目指した。
 

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本日最初の目的地に到着。
時刻は 11:05 である。
我が家からは 100km 弱をたったの2時間という「超」が付く程に快走の往路だったぞ。
 

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平日で Open からおよそ30分前とあらば我々が Pole Position を Get it! …が毎度の事だった。
ところが…。
うわっ… !? 
もう先客が並んでいるじゃん…。
本日の予選順位は「4番手」の我々であった。
受付機で No.004 が記された整理券を受領し、受付 Note にも氏名を記せば、後は屋内の1階で待つだけ…。
11:30 の Open から速やかに「4番でお待ちの…」で2階の Dining Room に案内される。
ん〜、順調、順調! 
イイね、イイねぇ〜。
 

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ここ3〜4年での「いつもの席」と化した窓際の Table 席を陣取る。
 

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早速に注文を入れ、相変わらずな店内を眺めながらで時を待つ。
そう、相変わらずだよ。
この “Villa Afghan” さんに通い始めてから、もう30年以上…。
Owner Chef が代替わりしたらば本棚の雑誌類も「あら…?」なくらいに変わってしまったけれど、違いはその程度かな…? 
先代は筋金入りの車好き、Classic Car & Bike 好き。
代替わりした今も、そんな先代の痕跡をちょこっと残してくれているのを嬉しく思う私である。
 

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さて、とりあえずは「これ」よ。
 

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熱中症対策で、いただきます。
 

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飲み物の他に Salad やら何やらも…。
せっかく片道 100km のここまで来たのだから、Menu を拝見し「おぉ!」だったのは迷わず注文するのが当然のこと。
前菜の Salad を「H君」と Share しながら、待つことしばらく…。
 

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うわっ… !? 
来たぁーっ! 

これなんだよ、これっ! 
そう、もう30年以上も! …なのだよ。
これを知ってしまってから30年以上、この私を魅了して止まない “Villa Afghan” さん家の “Bacon Egg Curry” が「ずばどどどぉ〜ん」でご登場! 
くぅ〜〜〜っ! 
この焼けた Bacon の香ばしさがもう、たまらん。
しかも…? 
靴の Size は 27cm という私の足の裏よりも大きい Ultra Jambo な Bacon なんだぜい !? 
もうどうよ、この Bacon Steak の迫力は…? 

因みに私は毎度の「Ultra C の L」で、同伴の「H君」は「B の L」を選んだ。
“Villa Afghan” さんでは「Curry の辛さ」と「ご飯の量」を自分の好みで選ぶのである。
どのように選んでもお値段は同じ。
Curry の辛さは…
 A:ふつう
 B:やや辛い(← H君の選択)
 C:大辛
 Ultra C:激辛(← 私の選択)
…から選ぶ。
続いてご飯の量は…
 S:お茶碗1杯分のおよそ 150g
 M:お茶碗2杯分のおよそ 300g
 L:お茶碗3杯分のおよそ 450g(← 我々の選択)
…から選ぶのだけれど、その “L” を選んで「ご飯を残しちゃった」場合は Penalty(追徴金)を課せられるので、特に女性は注意が必要に思う。
天下の「アホ道」を精進する私の場合は「L でもご飯が足りない」んだけれど…? 
あぁ〜、やっぱりアホだ。
いや、アホ過ぎる? 
 

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先ずは Bacon Steak をそのまんまでいただくのが「ここでの私の流儀」である。
 

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どうよ、この肉厚…? 
イイね、イイねぇ〜。
では、いただきます。

あっ…。
あぁ〜〜〜。
Bacon なのに、柔らかくて、Juicyで、もう涙がこぼれ落ちそう…。
絶妙な塩加減、五感を刺激する素晴らしい Smoke 加減…。
そして噛めば噛むほどに、この柔らかさから溢れ出る旨味が連打連打で攻めて来る…。
あぁ〜〜〜。
この美味さを、この素晴らしさを知っている自分を幸せに思う。
それを30年以上も繰り返し、今もこうして楽しめる私は本当に幸せ者だよ。
 

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ある程度に Bacon Steak をいただいたらば、その Bacon Steak は右側に Offset して「ご飯の空き地」を作る。
 

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そこへ、この素晴らしい Curry Sauce を掛けるのだよ。
 

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これで漸く普通の(?)Curry & Rice っぽくなった。
 

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ではそんな普通の(?)Curry & Rice も、いただきます。

あぁ〜〜〜。
この香り…。
この香りなんだよ! 
そして仄かな苦味が驚きのコクを齎す、真似の出来ない奥深さ。
更には選び抜かれた Spice の数々からの異国情緒な味わい。
この素晴らしさを「カレーは家でも食べられるでしょ?」という「バカ舌」の「味音痴」どもに何処まで理解できるのかなんぞ、もうどうでも良い。
そういう「味覚が貧乏」が来るところではない! 
ここは大人の Wonderland なのだよ。
 

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先程は Plain でいただいた Bacon に、極上の Curry Sauce をたっぷりで楽しむのも善し! 
これがもう「刺激的ぃ〜っ!」だから楽しい。
一皿で2種類の味わいの Bacon Steak を楽しめちゃうんだぜ !? 
それって、どうよ? 
イイね、イイねぇ〜。
  

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そして「お楽しみ」だったのがこれよ。
Best of the Best の半熟、そんな目玉焼きに極上の Curry Sauce を…。
 

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…でだ。
その半熟な黄身に Knife を入れちゃったらば…? 
あぁ〜。
とろとろの黄身がこんなにも「Nice ですねぇ〜」で溢れ出ちゃう。
 

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極上の Curry Sauce に「とろとろの黄身」が合わさったそれを口に運べば…? 
あぁ〜〜〜。
もうね、この「口の中の幸せ」を的確に表現する形容詞が私の脆弱な頭脳では見つからない…。
何から何もが素晴らしい。
こんなにも楽しく、こんなにも美味しい Curry & Rice を「家では食べられない」ぜ! 
…だろっ? 

一方、同僚の「H君」はというと…
 こんなに美味いカレーを
 俺、生まれて始めて食いました
 ここに連れて来てくれたお蔭で
 俺、大人になった気がします
 今日は本当にありがとうございます 
…なんだそうな。
ん〜。
そうか、そうか、そりゃ〜良かった。
毎月で、とは言わん。
でも3ヶ月に1回くらいは、仕事も頑張った自分へ「猛烈に美味しいご褒美」も兼ね、少々お値段がどうであろうと「本当に美味いもの」を自分の銭で食えっ! 
これも「食育」のひとつであると私は思うのである。
3ヶ月に1度くらいは、思いっきり「背伸び」して知らなかった「別世界」を味わえっ! 
そして、単に「美味しかった」で終わらせるな。
どうして「こんなにも美味しいの?」という疑問を懐き、その謎を自分で解き明かせっ! 
そうする事で「凄く美味しいものが何故に凄く美味しいのか」を頭と身体で理解できるようになる。
やがてそれは、普段日常の食生活での味わい(つまりは感受性)をも必ず豊かにしてくれる。
私はそう思う。
…と彼に教えた次第である。

でもまぁ〜そんな能書きはさて置き、本日の “Bacon Egg Curry” も素晴らしい味わいだった。
これぞ感動の Curry & Rice だよ。
ご馳走様でした。
 

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大満足でお店の外に出れば、平日なのに順番待ちの長い列…。
これが土日や休日だったらば「2時間待ち」は当たり前だからねぇ〜。
そう! 
私の過去最高はここで「3時間待ち」だったぞよ! 
なのに本日は「開店前の30分弱」で済んだのだから「あぁ〜良かった!」としておこう。

復路はちょいと遠回り。
茅野市から国道299号で麦草峠を越えるという毎度の Route である。
標高 2,000m に達する、猛烈に気持ち良い「高原の Skyline」での涼風を Open Top Dive で満喫。
やっぱりね、人生に Open Car は必須だよ。
麦草峠を越えたらば往路の国道141号へ…。
そして往路と同じ国道254号で群馬に戻ったらば…? 
先ずは下仁田町の「堀口肉店」さんだ。
あの(道場六三郎さんの愛弟子)舘野雄二朗さんも絶賛した、極上メンチカツの揚げたての美味さを二人で堪能。
続いては上信電鉄「南蛇井」駅に近くの「おきなわ屋」さんで、富岡市の名物「ホルモン揚げ」も味わった。
私が知る限りだけれど、この「おきなわ屋」さんの「ホルモン揚げ」こそ、一番に安くて、一番に美味い! 
同行の「H君」は生まれながらの群馬県人なのに、若さ故か「群馬の美味さ」を知らず…? 
地元の Local Food の数々とその美味さに驚きを隠せないご様子。
八ヶ岳の麓で味わった極上の “Bacon Egg Curry” の後は地元の Junk Food って〜のも、悪くないだろ…? 
ん〜。
これが君にとっての「きっかけ」になれば、本日は「誘った甲斐があった」もんだ。
そう! 
これが良い「きっかけ」になったらば…? 
自分の足で、貪欲に駆け巡れっ! 
巡った先々が「○」ならば勿論、それがたとえ「×」であろうとも、自分の味覚(舌)と経験(頭脳)をどんどん Level Up してくれるのだよ。
そういった経験の積み重ねによって、人は「大人になって行く」のだよ。
そして、いつの日か…? 
自分の足(行動力)で探し得た「これっ、最高に美味いんです!」をだな、このおじちゃんに教えてみせろって…。
ん〜〜〜。
同僚の「H君」がこれから(味覚と Sense をどんどんと Level Up で)大人に成って行くのが楽しみではないか。
さて、次は何処へ連れて行ってあげようかしらン…? 
次は彼による Chauffer Driven で足を運び、私は現地で Beer や Wine なんぞも…? 
おぉ〜〜〜! 
イイね、イイねぇ〜。
 

フォト

本日の Car Drive はおよそ 240km だった。
安近短(?)なそれだったけれど、記憶に残る有意義な休暇を過ごせたぞ。
さて、次回は…? 
前述のとおり「H君」による Chauffer Driven で足を運びたい。
若い彼の味覚と経験値を「大人にさせる」と称してこの私も楽しんじゃおうという(悪い?)大人の Tactics を考察中である。
もちろん、お酒を飲まない彼も「うわっ… !?」と驚き、喜んでもらえるお店へ…。
イイね、イイねぇ〜。
こういう Tactics(戦術)に思い巡らすのもまた結構に楽しいぞよ。

よしっ! 
これからも大いに働き、大いに遊ぼうぞ!
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