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2020年07月04日02:17

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心豊かな楽しい老後に備える その21

公私共に多忙な日々が続いてしまい、日記に記しておきたい出来事を速やかに記せない状態が相変わらず…。
お題の件、そのあれこれを日記に記し、自分の記憶に残しておきたい。

生涯、死ぬまで AD(Analog Disk)で音楽を楽しむ。
心豊かな楽しい老後を迎える為にも、今、Analog Audio と Jazz の AD の充実に注力する。
…と決めた私である。
COVID-19 の感染者にならない為の最大限の努力を怠らずに 06/25(木)は久しぶりに「いつものお店」へ…。
手強い Rival(?)な常連客がとことん漁った後であろうから、もう私好みの「おぉ !?」な AD はお店に残っていないであろうよ。
そんな期待薄と言うか諦め気味で足を運んでみたらば…? 
いやはや、これぞ「残り物には福がある」って〜事かい? 
イイね、イイねぇ〜。
それも「おぉ !?」どころか「まさか?」なのも残っていたのだから驚いた。
もう迷わず Get it! …である。
 

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先ずはこれ! 
Thelonious Monk & Gerry Mulligan で ’57年の "Mulligan Meets Monk" も AD で欲しかった1枚。
言わずと知れた巨匠にして鬼才の Pianist で「共演者泣かせ」でも有名な “Monk” に、West Coast で絶大な人気を誇った Baritone Sax. の名手 "Mulligan” とあらば、これぞ「激しい個性」の2人が競演という面白い1枚である。
全6曲のうち、B1 の “Decidedly” のみが Mulligan の曲で、これ以外は全て Monk の曲。
Back も Monk 側の Member 構成とあって完全に Thelonious Monk 寄りの Album なのだけれど、どっこい、Gerry Mulligan がやってくれる。
A1 はあの名曲 “‘Round Midnight” で始まるのだけれど、この2人の絶妙な駆け引きから来る独特の緊張感はなかなかの聴き応えである。
全体的には Mulligan が上手く Monk に合わせている感じ。
けれども…? 
唯一 Mulligan の曲である “Decidedly” では Monk とその Member の全員を圧倒してしまうところも面白い。
これも名盤。
程良く冷えた Beer や Whisky On The Rock と楽しみたい1枚だよね。
 

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続いてはこれ! 
Miles Davis で ’65年の "Miles Davis At Plugged Nickel Chicago Vol.2" も遂に AD で入手したぞ。
あの壮絶も壮絶、ちゃんちゃんばらばらのキレまくりだった "Miles Davis At Plugged Nickel Chicago" の Vol.2 というこれ、なんと最初に販売されたのは ’76年ので、後の再販盤も含め全て日本のみでの販売という(海外から見たらば、お宝級の?)珍しい1枚である。
Member はもちろん…
 Trumpet は Miles Davis
 Tenor Sax. は Wayne Shorter
 Piano は Herbie Hancock
 Contrabass は Ron Carter
 Drums は Tony Williams 
…に変わり無し。
だが、しかし…? 
あの壮絶も壮絶…、とは打って変わって Standard や Ballad の数々という選曲の真逆さ(?)にびっくり仰天。
なんせ A1 はあの “‘Round About Midnight” で始まるのだから驚いた。
Thelonious Monk による絶対的な Jazz Standard のそれを「こんなになっちゃったぁ〜」にしてしまった Miles も凄かったけれど、あの時の Tenor Sax. が John Coltrane だったのは周知のとおり。
それが今度は音の魔術師 Wayne Shorter と来たもんだ。
Member の全員が結託し、主役の Miles を「ぶっ倒してやる!」かの勢いで「はちゃめちゃ」状態に持ち込んだらばもう壮絶も壮絶…、だった Vol.1 と比べてしまうと「あれ…?」な選曲の数々だけれど、この Member による Live ならではの緊張感は「ビリビリ…」と伝わって来る。
Ron Carter & Tony Williams と聞いただけで「お腹いっぱい」にしてくれるのに…。
Standard ばかりという選曲であろうと怒涛の満腹感にしてくれる。
ん〜。
やっぱり Miles は凄いよ。
これも程良く冷えた Beer や Whisky On The Rock と楽しみたい1枚だよね。
前述の "Mulligan Meets Monk" と同じく、A面で最初の曲が “‘Round(About)Midnight” の2枚を選んだというこの奇遇もなかなか面白いではないか。
 

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続いてはこれ! 
The Great Jazz Trio で ’77年の ”At The Village Vanguard" はもう説明不要で問答無用の名盤。
これも漸く AD で Collection に加わったよ。
まぁ〜口が悪い人からは「日本企画」の即席 Trio と酷評するのも居るようだけれど、それがどうした? 
The Great Jazz Trio と言えば、Rhythm 系は Ron Carter & Tony Williams という最強の Combination に、Piano の名手 Hank Jones だぜ? 
とにかく Tony Williams の Drums はお見事で、あの Cymbals への Stick 捌きは真似をできない超絶の領域。
Ron Carter の長ぁ〜い Solo にも「ぐっ…」と来る。
最強の Combination が故に、放って置いたら何をやらかすやらな2人を Hank Jones がまぁ〜るくまとめてみせる。
派手さは無いけれど、Hank Jones ならではの優しさ、懐の深さ、奥深さで素晴らしい Piano Trio を楽しませてくれる名盤である。
これも程良く冷えた Beer をお供に楽しみたいね。
 

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続いてはこれ! 
和 Jazz も有ったのだよ。
辛島文雄で ’80年の "Sho" も遂に AD で手に入れたぞ。
で、更には…? 
 

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辛島さんが続く。
辛島文雄 Trio で ’82年の "Elegant Evening" も合わせて Get it! 
イイね、イイねぇ〜。
これで辛島さんの Album は5枚になったぞ。
女性的な柔らかさ、かと思えば鋭い高音という「辛島 Touch」な Piano も大好きな私である。
これも程良く冷えた Beer をお供に楽しみたいよね。
 

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和 Jazz が続く。
菅野邦彦 Trio で ’68年の "Finger Popping" も手に入れてしまったぞ。
かつて六本木にあった伝説級の Jazz Club …。
そう、あの “Misty” でなんと初代の House Pianist だったのが菅野さんなんだそうな! 
Album Title のとおりで正に "Finger Popping" な Piano だ。
柔らかくて優しい、けれども軽快も軽快な Touch が耳に心地良い。
軽快な心地良さなのに凄く端正で、味わい深い Piano をたっぷりと楽しませてくれる。
それはまるで Hank Jones のような、はたまた山本剛のような…? 
Contrabass の池田芳夫、Drums の山崎弘も素晴らしいではないか。
これぞ名盤。
これは持っていないと…、ね。
Gin Lime や Gin Tonic をお供に楽しみたい1枚だね。
 
期待薄で足を運んでみたらばなんと、こんなにも素晴らしい6枚を Get it! 
イイね、イイねぇ〜。
気分も上々だよ。
続いては 06/27(土)のこと。
いつものお店へ新たに150枚が入荷とあって、この日は開店攻めである。
そう、久々の開店攻め。
したらば「おぉ!」なあれこれも有ったりして、延べ13枚をまとめ買いに至る。


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先ずは Vocal ものから…。
Stan Kenton で ’45〜’53年の "Girls & Kenton" を見つけたので選んでみた。
Stan Kenton 楽団に所属していた Anita O'Day に June Christy 、そして Chris Connor という正に ”Girls & Kenton" というその名のとおりの1枚。
とにかく古い録音のものばかりだけれど、これも Jazz の歴史である。
古き良き America な1枚であり、この1枚で当時の歌姫3人を楽しめちゃう贅沢な1枚? …でもある。
これは持っていて損は無い! …だろ? 
浅煎りで爽やかな酸味の Coffee と一緒に楽しみたい1枚だね。
 

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続いてはこれ! 
Anna Maria Jopek & Branford Marsalis で ’17年の "Ulotne" も見つけたので選んでみた。
Poland の歌姫 Anna Maria Jopek が、かねてから敬愛していた Branford Marsalis との共演を遂に叶えたという彼女にとっては入魂の1枚、であろう。
Branford Marsalis と言えば、Jazz 以外でも有名なのは Sting が ’87年に発表した Album “Nothing Like The Sun” で共演した際の Soprano Sax. の素晴らしい数々…。
実は彼女、Branford Marsalis を知ったのもこの “Nothing Like The Sun” を聴いてからだったそうだ。
"Ulotne”(幻想)というお題のとおりで、その選曲の数々、そして彼女の歌声がとにかく幻想的。
そんな彼女と会話を交わしているかのような Branford の Sax. が更に幻想的な世界へと誘ってくれる。
これに合うお酒は…? 
ん〜、Cidre なんぞが好相性だったりして…? 
りんごの発泡酒を楽しみながら、幻想的な世界に身を委ねるのも悪くは無いのではないか…? 
しかも結構に優秀録音。
Audio 的にも面白い1枚である。
 

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続いてはこれ! 
これを見つけた時はもう「来たぁーっ!」と大声をあげてしまったぞ。
Beverly Kenney で ’59年の "Born To Be Blue" も遂に AD で Get it! 
イイね、イイねぇ〜。
Orchestra が奏でる Standard な Ballad の数々をあの可愛らしい声でしっとりと歌い上げる。
ちょいと舌っ足らず、と言うか良い意味で子供っぽい歌い方の彼女がこれまた可愛いのだよ。
どの曲も Arrange が素晴らしくて雰囲気も抜群。
そしてあの可愛いらしい歌声なのだから、これにはもう本当に癒やされてしまうぞよ。
さて、これに合うお酒は…? 
米国産、それもこの私が現地で慣れ親しんだ Columbia Valley 産の Middle な赤い Wine が、この Full Orchestra による重厚な Ballad にも合いそうな雰囲気。
あぁ〜、Beverly ちゃん。
残念な事情で僅か28年という短い生涯だった、若きままに永遠の歌姫…。
そんな彼女が残してくれた名盤は、Wine をお供にじっくりと味わうように楽しみたい。
 

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続いてはこれ! 
これが AD で、しかも驚きの安価で手に入るとは想定外の出来事だったぞ。
現代の歌姫 Diana Krall が ’15年に発表した "Wallflower" をまさかの AD で入手に成功! 
いつものお店の常連客で私とは Rival 関係でもある某先生が、私と同じくお店に勝手で設けてしまった私書箱(?)に蓄えていた中の1枚がこれだった。
ところが突然に「これ、要る?」と私に譲ってくださったのだよ。
うわっ…! 
お店でのお値段は ¥4,800 なんだけれど、6月いっぱいはどれも「半額」とあって ¥2,400 という嘘のようなお値段。
これを逃す手はあるまい! 
 

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しかも…? 
この Album は2枚組なので Jacket も豪華な見開き仕様。
更には肉厚な重量級の 180g Disk での2枚組なんだぜ? 
イイね、イイねぇ〜。
CD と聴き比べれば、その違いは歴然…。
Piano も Vocal も、何から何もが比較にならないくらいに音の分解能の高さで CD を圧倒。
やっぱり Jazz を聴くなら AD だよ。
譲ってくださった某先生に感謝! 
これも Whisky だよな。
Pure Malt もイイけれど、上質な Bourbon なんぞもお供で楽しみたい1枚だね。
 

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続いてはこれ! 
Doris Day が主演の映画からの Album で、’62年の ‎"Billy Rose's Jumbo” だ。
Doris Day に加え Stephen Boyd 、Jimmy Durante 、Martha Raye ‎による Screen Musical の Sound Track という1枚。
Doris Day も好きな私には持っていて損は無い1枚であろうよ。
後日にじっくり聴いてみようと思う。
 

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続いてはこれ! 
Art Blakey & Jazz Messengers で ’60年の "Meet You At The Corner Of The World Vol.1" も遂に AD で手に入れた。
…だけではない。
 

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同じくで "Meet You At The Corner Of The World Vol.2” も合わせて AD で Get it! 
イイね、イイねぇ〜。
Blue Note での名盤、それも Vol.1 & 2 の Set で同時に手に入れたのだから気分も上々ってやつよ。
これはもう、程良く冷えた Beer の出番! 
上質な Pale Ale や IPA と一緒に楽しみたいね。
 

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続いても Art Blakey & Jazz Messengers で ’76年の "Backgammon" も合わせて手に入れた。
’70年代の Art Blakey は不遇の時代、とはよく耳にする話である。
この Album も不人気作の印象が強い。
けれども、Art Blakey が年老いて衰えていた訳ではない。
あのバリバリの Hard Bop は健在だ。
しかも Contrabass はあの鈴木勲だぜ !? 
鈴木さんの Bass はここでもとにかく素晴らしいこと。
しかし、Member Change も頻繁だった Jazz Messengers が故か…? 
その選曲も含め、ある種の迷い(?)みたいなのを垣間見れるところはある。
けれども「やっぱり Art Blakey だよ!」を楽しめる1枚なのは間違い無いのであって、これを Collection に加えない理由も無いのである。
Hard Bop とあらば、これも程良く冷えた Beer をお供に楽しみたい1枚だよね。
 

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続いてはこれ! 
Bill Evans で ’58年の "Everybody Digs" も某先生から「これ、要る?」と手渡された1枚。
これも名盤。
更には某先生が蓄えていた Bill Evans ものが他にも有ったりして、私はちょいと舞い上がってしまった。
で、舞い上がってしまったらば…? 
そう! 
またしても「やっちまったい」の重複購入である。
あちゃ〜。
アホだ。
いや、アホ過ぎる? 
後日、これもいつものお店へ里帰りさせる予定なり…。
 

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前述のとおりで某先生からの Bill Evans ものが続く。
これは ’74年の "Since We Met" だ。
更には…? 
 

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同じく Bill Evans で ’76年の "Quintessence" も! 
更には…? 
 

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同じく Bill Evans で ’78年の "Affinity" も某先生から譲っていただいた。
Bill Evans 晩年の作品を一気に3枚も、である。
イイね、イイねぇ〜。
意図せずに Bill Evans ものも一気に増えちゃったぞ。
ん〜、やっぱり Bill Evans と言えば…? 
午後の Coffee Break なひと時には持って来い! …だろ? 
 

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最後は和 Jazz を…。
佐藤允彦 Trio で ’69年の "Palladium" を見つけてしまったのは Lucky だったぞ。
Bass の荒川康夫と共に米国の Berklee 音楽院(現在の Berklee 音楽大学)を ’68年に卒業して帰国し、 ’69年に Drums の富樫雅彦が加わって Piano Trio を結成。
日本の Jazz 史上に燦然と輝く鬼才の Pianist 佐藤允彦がまだ28歳だった頃に録音された最初の Reader Album がこれであり、Debut 作にして和 Jazz の名盤! 
私が購入したこれは ’69年の Original 盤ではなく、’80年代に再販された AD である。
Original 盤ではなくてもこれはお値打ちものとあって、お店でのお値段は ¥3,500 もした。
けれども前述のとおりでこれも「半額」になってしまうのだから嬉しいではないか。
収録曲は The Beatles の作品 “Mitchelle” を除いた全てが佐藤允彦の Original であり、どれも聴き応え充分の素晴らしい数々…。
そう! 
その “Mitchelle” も素晴らしいのだよ。
The Beatles って〜のがとにかく大嫌いなこの私がだよ、手放しで「素晴らしい」と絶賛してしまう大胆な Arrange がお見事! 
大胆なのに凄い説得力で、聴く者をぐいぐいと惹き付け「あっ…、やられちゃった」に到らしめる、この格好良さったらばもう、どうよ? 
The Beatles の作品を Jazz 化したものは多々あれど、この Album の “Mitchelle” ほど「格好イイ〜ぞ!」を私は他に知らない。
そんな名盤 "Palladium" を安価で手に入れられたのだから Lucky だったよ。
これも Whisky だよな。
和 Jazz とあらば Japanese Malt のあれこれと一緒に楽しみたい1枚だね。
 
以上の2日間で述べ19枚を購入するも、1枚は重複だったので計18枚が新たに私の Collection へと加わった。
’18年03月からの「Jazz の AD をじゃんじゃん買おうぜ!」で始まった累計購入枚数はこれで476枚に達したぞ。
ん〜〜〜。
イイね、イイねぇ〜。
この勢いだと500枚に達するのも時間の問題かな。
この私が夢見る「心豊かな楽しい老後を迎える」為にも、あと、もうひと踏ん張りってところか…? 
これからも Analog Audio と Jazz のあれこれ楽しみつつ「明るい未来」に備える所存である。
そう! 
無理せず無茶もせず、遊び感覚で楽しみながら…、でね。
継続は力なり。
その「継続」を無理なく維持させるにも「遊び」感覚って〜のも大事なのではないのか? 
私はそう思う。
事情により中断していた AD Player の改造計画もそろそろ再開である。
その改造後はもう「おぉ〜〜〜っ !?」なくらいに音質 Up してくれるであろうよ、きっと…。
あぁ〜、楽しみ。
 
よしっ! 
これからも大いに働き、大いに遊ぼうぞ!
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