大阪新世界、あぶらや

※以下全文、うどんデータベースより転載

2019年秋の大阪ツーリングの二日目に利用しました。平日金曜日の16時丁度の来店で、店内先客ゼロで店員さんが1名でした。10分で食べ終わりましたが、その間来客は有りませんでした。

　券売機で食券を購入します。かけうどん150円に、おにぎり50円。おにぎりは梅おにぎりを選択しました。

　おにぎり10秒、うどん30秒で登場！

　おつゆ：美味い！昆布だしが染み込んだおつゆで、大阪風の透き通った黄金色のおつゆでした。この美味さは、これまで食べたどんなうどんよりも美味いと思います。そんなにうまいうどんなのに150円！安すぎです。

　麺：麺は既製品を使っているようです。180グラムから200グラム程度で、やや細めでプリッと柔らかな食感の麺です。讃岐うどんなんかではもっと太くてコシの強い麺が基本でしょうが、個人的にはこの位細身で柔らかな麺の方が好きです。大阪のうどんらしいうどんでした。

　具：ネギ、かまぼこ1枚、揚げ玉など。どの具材も少量なので、麺やおつゆにあまり影響を与えません。ネギは細く切られ、かまぼこも薄め、揚げ玉も小さくころころしていて、全体として優しい印象があります。無骨な丸亀製麺さんも良いですが、たまにはこういうのもアリです。ありのんのありです。

　おにぎりについては、シャリそのものが結構塩気がありました。そこに梅干が入るので、味としては結構強めです。もちっとしたご飯の味わいと、塩気の効いた梅干。サイズはやや小さめですが、手作り感のあるおにぎりで、これが50円は激安だと思います。

　価格・質・量と全て合わせて考えてみて、2019年11月現在、国内ではこれ以上は無いと思います。従って今回100点です。価格だけならはなまるうどんさんのかけ小(税込み165円)が近いのですが、おつゆの美味さはあぶらやさんの方がダントツに美味く、麺の質・量もはなまるさんとはさほど違いが無い為、ぶっちぎりの優勝！です。仮にライバルがいるとしたら、直ぐ近くにある”松屋”さん辺りは、価格も質も量も近いかもしれません。