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2019年01月15日16:40

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ある日の日記

新しい5年日記もスタートの1月半ばを過ぎようとしている未来はまだ真っ白なので 過去の5年日記を取り出しページをめくった

妄想あり 読書記あり ブログ友達との交信あり・・・
日記というよりエッセイに近いのだが・・・

5年日記の左右には近い未来と過去が・・・
上下には遠い未来と過去が広がる
そしてその真ん中に自分が居る

何となく3年前の1月14日に目をやった
1916年1月14日(木)

このページには 
「馬鹿も使いよう」
別紙1916−01−14によるとのみ書かれていた
別紙のノートにはこんな内容が・・・


『 ”馬鹿も使いよう”  

「馬鹿が差別用語になったら 放送作家を辞めるわ」
             (向田邦子)

馬鹿はニュアンスの幅が広い
「おい! まくら さくらとってくれ・・・ 違った さくら まくらとってくれ」

おっちょこちょいで お人好しで 情にもろい フーテンの寅さんが 実にこの馬鹿を上手に使いこなす

「御前さまにおたずねします 亭主に死に別れた女房が他の男と再婚する場合 やはり一周忌まで待つべきでっしょうか それとも三周忌まで我慢しなきゃならないんでしょうか そのへんのところお経には何て書いてありまか?」

と頼まれもしないお節介をする寅さん・・・
 
そして彼女に向かって

「馬鹿だな〜 おまえ  あんなに薄情な野郎の為にこんなにやつれて・・・ おまえはもうあいつの為に十分尽くしたんだから 今度はお前が幸せにならないとな」

久しぶりに見たフーテンの寅さん やはり日本人の心をゆさぶる
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