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2020年01月23日23:42

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The Voice(オーディション番組)

相当長い自己満足日記なので、海外のテレビに興味がない方は読み飛ばしてくださって結構です。

最近「The Voice」という海外のオーディション番組にはまっています。
この番組はオランダが発祥で、2010年から放送されているそうなのですが、今や世界中の国で製作されているという人気番組です。
まめこは主にThe Voice UK(イギリス)と、The Voice US(アメリカ)、そしてThe Voice AU(オーストラリア)のダイジェストをYouTubeで見ています。英語の歌しか知らないのでしょうがない。

内容は文字どおり「歌手」を発掘するオーディション。4人の審査員によって選抜された精鋭が様々なラウンドを生き残り、最後に生放送のステージで優勝を競い合うというなかなかドラマチックな盛り上げ方をしてくれるようです。

その「審査員」がまた、豪華で・・・例えばUK版では現在はトム・ジョーンズ、ウィル・アイ・アム、メーガン・トレイナー、オリー・マーズ。過去にはジェニファー・ハドソン、ジェシー・J、カイリー・ミノーグ、ボーイ・ジョージ等々錚々たるメンバー。

US版もすごくて、現在はブレイク・シェルトン、グウェン・ステファニー、ケリー・クラークソン、そしてジョン・レジェンド。ジョン・レジェンドいいんだよね〜心に沁みるよ。
過去にはアダム・レヴィーン、アッシャー(「なんかアッシャーに似た人の良さそうな顔したおじさんがいる」と思ったら本人でした)、シャキーラ、ファレル・ウィリアムス、クリスティーナ・アギレラ、アリシア・キーズ等「ギャラ全部合わせたらいくらになんの?!」と問いかけたくなるような豪華メンバーです。

個人的に気に入っているのがオーストラリア版で、現在デルタ・グッドレム(この人のこと知らなかったけど超歌うまくてJ.Lo似の美人でスタイルも抜群。画像検索するとあまり「美人!」とは言い切れない写真ばかり見つかりますが、動画の実物はめっちゃきれい。写真写り悪い?)、ボーイ・ジョージ、ケリー・ローランド(元デスティニーズ・チャイルド)、ガイ・セバスチャン(ごめん誰?と思って調べたらオーストラリアンアイドルの初代優勝者で、オーストラリアでは相当売れてるシンガーソングライターらしい。動画見たけど歌上手いし曲もいい感じ)。
過去にはシール、リッキー・マーティン、カイリーにジェシー・J、ジョエルとベンジーのマッデン兄弟(彼らのバンドの音楽は一曲も知らないけどどっちかがニコール・リッチーの旦那でもう片方がキャメロン・ディアスの旦那)、キース・アーバン等。
個人的に、リッキー・マーティン大好きなので(どのくらい好きかというと20年くらい前のベスト盤についてたおまけのマウスパッドを今も使っているくらい好き)、久しぶりに姿が見られて嬉しい。中年太りすることなく今もかっこいい!
彼は、歌がめっちゃうまいかと言われれば決してそうではないのですが(もちろん下手ではないですが)、セクシーに見える体の動きを熟知していてライブパフォーマンスが素晴らしいのです。
女性の応募者が退場するとき階段を下りるのですが、どの応募者にもすかさず近寄って「気をつけて」と言わんばかりに手を取って優しく誘導してあげているのが笑えました。ゲイなのに女性扱いがうますぎる。

詳しく番組の内容を書いていると果てしなく長くなるのではしょりますが、とあるラウンドでは審査員と応募者がデュエットするというのが必須らしく、これがまた見ていて楽しい。
トム・ジョーンズとデュエットすると必ず応募者が存在感で負けている。60年代から活動しててもういい爺さんなのですが未だに声量がすごいし歌も激ウマ。ボイストレーニングちゃんとやってるんだろうな。
そして誰とは言いませんが、応募者の方が審査員より歌上手いような気がする場合も・・・。
まあ、歌手ってのは「歌が上手い」が全てではないですからね。存在感があるとかムード作りが上手とか絵になるとかステージングが抜群に上手いとかキャラが立ってるとか居てくれるだけでいいとか、色々あるのです。

ラウンドが進むにつれて、ステージが豪華になっていくのがとても見ていて楽しいです。衣装も豪華になるし、セットも凝ったものになるし、ダンサーがわんさか湧いて出てきます。
知らない歌が圧倒的に多いですが(US版に多いカントリーの曲なんて一曲も知らん)、知ってる曲が出てくると嬉しいです。あっと驚く仰天アレンジになってたりして。

仰天アレンジといえば最初のラウンドから面白いのが続出で、

●日本でも一瞬流行った「恋のマイアヒ」を超スロウに女性の綺麗な歌声で歌ったり(歌うのがまたブロンドのクール・ビューティで超ウケる)、
●名曲「KIss From A Rose」をアカペラの美しいハーモニーで聴かせたり、
●「フットルース」がやたらめったらソウルフルだったり、
●「カーマは気まぐれ」を、もはや原曲が何なんだか「カーマカマカマカマ」という歌詞が出てこないとわかんないほどブルージーに弾き語りしたり、
●ブリトニーの「Oops!…I Did It Again」をアコギで軽快・さわやかな曲にしたり、
●テイラー・スウィフトのポップな曲をデス・ヴォイスで超過激に歌ったり(審査員がギョッとする様子を応募者の応援団がモニターで見てて大喜びする姿が可愛かった)。

私は特にこのデス・ヴォイスのテイラー・スウィフトと、スロウバージョンの「Crazy In Love」が気に入っていてYouTubeのお気に入りリストに追加したほどです。
ちなみにニルヴァーナの「Smells Like Teen Spirit」のバラード調は皆思いつくらしく結構たくさんの応募者がやっているのでちょっと飽きました。
しかし、応募者も「人と同じじゃ生き残れない」と思ってか、様々に工夫してくるのがすごいな〜と思います。そしてみんなアイデアだけでなく抜群に歌が上手い。世の中にはこれほどまでに才能ある人がたくさんいて、歌手志望の人も多いんだな〜と思います。

まだまだ見ていない動画がたくさんあるのですが、今ちょっとハマってるのが「ちょっといい話」「印象的な出来事」みたいな舞台裏&舞台上での場面。
審査員が審査の後で即興で応募者とデュエットしたり(バックの演奏もすぐつくのがまたすごい。映画みたい)、本番前に観客サービス?で審査員がこれまた即興で歌ったり。
まあ、テレビですから本当の即興ではなくある程度打ち合わせはしてあるのでしょうが、それにしても本当に歌が上手い人、プロとして人を楽しませることのできる人というのは、こういう人たちのことを言うのだなあ、と感心しきり。
そしてこういう歌に関して説得力のある人たちになら、ダメ出しされても応募者は納得いくんだろうなと思ったり。

しかし、見ていると審査員の方々は皆性格が良さそう。英語なので言ってること半分もわかりませんが、応募者を気遣って思いやりのあるコメントをする審査員が多い気がします。
「なんか悪い人そう」と思ってた人がいい人そうだったりします。ジョエル・マッデンなんかもう見た目「悪い」としか言いようがないのに、応募者のみならず他の審査員に対する気遣いがすごい(ような気がする)。
そしてジェニファー・ハドソン、いい人なんだね!ごめんよー、「ドリームガールズ」のふてぶてしい役の印象が強すぎて、性格悪いのかと思ってたよ。そして彼女はものすごく歌が上手い。好きになりました。
この番組、審査員の好感度を上げるのにも役に立っているのでは。

好感度が上がるとその審査員に対する興味が湧きます。そしてその人の音楽を聴いてみようかという気になります。
ブラック・アイド・ピーズもグッド・シャーロットもマルーン5も聴いてみるよ!シールも最近のは聴いてないから久しぶりに聴こうかな。しかし彼、肉体自慢らしくいつ見てもに筋肉むきむきの腕や胸が強調されるようなピチピチしたシャツや上着を着ていて笑える。さすがハイディ・クルムが肉体(主に下半身)に惚れたというだけある。
(そんな細かいツッコミ入れながら観ているのは私だけでしょうか)

審査員といえば、審査員が個人で歌ったり、4人揃ってパフォーマンスしたりする「スペシャルステージ」的なのが超楽しい。
リッキー・マーティンを先頭としたオーストラリア組が「Livin’ La Vida Loca」(日本では郷ひろみが「ア〜チ〜チ〜ア〜チ〜燃えてるんだろ〜か〜」とカバーしましたね。覚えてる?)を披露した姿には興奮しました。今見てもかっこいいよ!ゲイだけど愛してるよリッキー!

てな感じで毎日楽しんでいます。
韓国や中国でも製作されているのに、日本で作られないのは、芸達者な応募者が望めないから?説得力のある審査員がいないから?何でしょうね?
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