ベートーヴェンのオラトリオ、「かんらん山上のキリスト」を先週買ったCDで聴いた。
ヘルムート・コッホ指揮、ベルリン交響楽団と放送大合唱団の1970年録音。
まずこのオラトリオ、ベートヴェン唯一のオラトリオだそうだ。
また演奏される機会はほとんどなく、録音されたもののこれを含んだ5つ程度らしい。
まあそういった意味では貴重なCDだ。
なんか宗教臭さはなくオペラのようで、初演当初から好況だったのはうなづけるなあ。
ベートーヴェンが33歳の頃の作品で、まだまだモーツァルトの影響は大ってところでしょうか。
そういった意味ではベートヴェンらしさが不足しているのは否めない。
この辺りが演奏する機会、録音が少ない要因かな。
でもまあ重々しくなく聴きやすいし、ベートーヴェンのファンは持っていて損はなしの作品ってところでしょうか。
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