今朝は7時過ぎに起床。
今にも雨が降りそうだったのでウォーキングは中止。
2015年のイギリス映画「エクス・マキナ」をDVDで観た。
今はやりのAI知能を持ったロボットの話。
IT産業で大儲けした社長がどこかの山岳地帯にある自宅で極秘にAIを搭載した女性型ロボットを開発する。
それはもう人間とそっくりで学習だけでなく感情までも持つというハイ・レベル。
それの性能を確かめるべく会社の有能なプログラマーがテストするために派遣されてきて・・・
ストーリー自体にハッとさせられるようなショッキングさまではなかったが、なかなか良くできた物語だと思う。
それはこういった開発が世界のどこかで極秘に行われている、もしくは行われそうだという思いに駆り立てられるだけの説得力を秘めているからだ。
ここ近年科学の進歩は目覚ましい。
車の自動運転、AIの研究開発等、少し前まではSFの世界だったことが現実帯びてきている今だからこその映画。
そういう意味でちょっと真実性が感じられるのだ。
またこういったお話を具体的に映像化する中で、まず女性ロボットの形がCGを上手く使いリアリティー感がある。
人里離れた社長の研究開発内の空間もちょっぴり近未来感を出し、美的にも優れ、現実離れしたSFモードを駆り立ててくれる。
アカデミー賞で視覚効果賞を受賞しているらしいがそれは頷ける。
SF映画の佳作ってところでしょう。
脚本、監督はイングランド出身のアレックス・ガーランドという人。
なかなかの才能の持ち主だと思いました。
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