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2016年11月26日10:44

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マイケル・ムーアの世界侵略のススメ

10年半にも及ぶ単身赴任での地方勤務から東京勤務に戻り、重い鞄を持っての通勤に仕事。

これで左ひざを痛めたが3週間目が終わり、ようやく慣れてきたのか今日は回復。

1時間のウォーキングを再開。

しかし寒くなった、手袋が必需品。

マイケル・ムーアの今年劇場公開作品「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」をDVDで観た。

世界侵略という名のもとに世界各国を飛び回り良いところをアメリカに持ち帰ろうという内容。

イタリア、ポルトガル、フィンランド、ドイツ、ノルウェー、フランス、チュニジア、アイスランドを巡る旅。

いやあ目から鱗が出るよな話ばかり。

世界は捨てたもんじゃあないということと世界を知らないことの無恥さにあきれるばかり。

印象に強く残るのはナチス時代の過去を決して忘れず今、そして未来にも教訓として残していこうとしているドイツの姿勢。

そしてアイスランドが世界初の男女平等社会を真に確立した国であるということと、その国のある会社の女性CEOから放たれるアメリカは独りよがりで世界を知ろうとしていないという強烈なメッセージ。

そして最後は悪化していく世界を救えるのは女性しかいないというマイケル・ムーアの問いかけだ。

また世界の良いところもアメリカが過去に世界に先駆けてやっていたことにもかかわらず、いまや世界に遅れをとっているということも措かれている。

まだまだアメリカも良くなる土壌は持っているんだというアメリカ批判ではなく、建設的な終わり方も好感が持てる。

今までのアメリカ批判、中傷、ブラックジョークなどなどの辛辣なタイプの映画から、なにか一段格が上がった考えに浄化された、マイケル・ムーアの今のところの最高傑作と呼んでもいいのじゃないでしょうか。
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