もう50代になってしまいました。仕事もプライベートも何もかも、自分の努力や能力もあるでしょうが、他人との出会いというのも多くないですか!
出会いは白馬の王子として、どこかからかやってくるというのではなく、こちらから動かないと出会わないというのも痛感しています。
BS NHK 最後の講義を毎回観ています。
最新は60歳でライフネット生命を立ち上げて大きく育てた後、70歳で大学院学長を引き受けた出口治明さん。
日本企業全部の総資産を持ってしても、数社のGAFA企業の資産に対抗出来なくなった理由。
夫婦別姓がないのは世界で日本だけ。
少子高齢化の本当の問題。
そうして人との出会いは他人を好き嫌いで分類しないで、誘われたらオールイエス。
行って、やはり嫌なら「腹痛として帰ってくればいい。」
オーディオでもまさにですね。自分はネットの評判やみずてんで買ったものは大概失敗。
リアル店やリアル繋がりで手に入れたものだけが長らく現用です。
その中の25才のときに設計製作した自作ホーンスピーカーのボックスは、富山刑務所製です(笑)。
当時、秋葉原店からたまたま大きなスペースが確保できて、ご自宅が鎌倉だったから移転していたELTUSが横浜駅と桜木町駅の中間あたりに。
そのころ、オーディオ再燃と真空管オーディオの良さに気付いて、メンテナンス頂いているマランツ#7などを入手したのが25才の新人時代。
エルタスの本田社長から、JBLやALTECの各種ウーハーを買っては等価交換でグレードアップしていって、とうとうここの46センチ励磁ウーハーに至ったことは過去何度か書きました。
本田一郎社長の金色ペンでのサインは、遊び心でお願いしたものです(笑)。
タンノイの当時のフラグシップ、ウエストミンスターロイヤルのユニットウーハーに金色で書かれていたことのモチーフです(笑)。
それはそうと箱。
当初は元になった今はなき秋葉原のヒノオーディオオリジナルのパーチクルボードのLE15Aを収めた箱からの乗り換え。
横浜の後、富山市勤務に代わって、何かのつてで、富山刑務所には富山の名産、欄間の人間国宝の方が刑務作業の指導に来られている。
そうして、加工も大変な神輿を長期受刑者と指導者の木工技術指導から多数作っている。
NCルーターなどで木工立体成型が出来る最新設備も備えていることを耳にしました。
そこで電話したのがきっかけです。
結果、大歓迎。電話までいただき、いただいた設計図からはただの箱に穴を開ける程度のものだけれど、そんなのでいいの?と(笑)。
この自分で発案したサランネットがここの木工技術を彷彿させますか?
タンノイ、オートグラフの設計図を見せて、出来るか尋ねたら、簡単と。
すぐにお世話になっていた今はなき秋葉原のヒノオーディオに教えてあげました(笑)。
今なら、音場型の音が自然に広がるアメリカのアバロンやイタリアのDiapason(ディアパソン)社のスピーカーシステム「Astera(アステラ)」のような箱作りも簡単だと思います(笑)。
何でも受刑者に仕事を与えて、技術を身に付けさせて真人間にするのが刑務所の仕事。
だから、特注品大歓迎だそうです。
どうでもいいことですが、執務机の製作もお願いしたら、それは四国の刑務所が作っていて得意と。
1枚木で作られた立派な事務机が届きました。
20年使っていますが、曲がりや狂いはありませんで、高級感はそのままです(笑)。
皆様も、木工で思いついたが、自分やホームセンターレベルの切り出しでは無理というものは是非富山刑務所です(笑)。
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