近時、某所でノイズカットトランスの唸り音が問題となっていました。
うちにもノイズカットトランスが2台ありますが、唸りは聞こえません。
その他電源トランスなど、トランスは唸っているのか、またKaNaDeを介して、スピーカーの音振動は下のスタンドにどう伝わっているのか?
そうだ
振動を音として聴くには聴診器。前回買った3千円程度のおもちゃ?廉価なものは役に立ちませんでしたが、今回は医療用です。
医療用聴診器のトップメーカーは医療関係者だったかみさんによると、リットマンの一択なんだそうです。
その中の廉価モデルとしました。
7千円台で買えます。
注意は偽物が出ているとのことで、通販ではきちんと医療用機器を販売している国内販売であることです。
耳へのはめ方も正しい方向があるのですねえ。
また軽く押し付けると低音が、強く押し当てると高音が聞こえるとあります。
自分の心臓あたりに押し当ててみました。オーオーオー Pink Floyd「狂気」のあの冒頭の音!さすがは医療用。
さっそく商業ビルの会社の執務室で使っているノイズカットトランスとしてLUXのを。
まったく唸っていません。
自宅のオヤイデのを
わずかに聞こえますが、上のアコリバの電源タップの筐体の方が大きな音がします。
というか、KaNaDe小林さんがレポートしていたとおり、どの電源タップも電源の60Hzで聴診器ではっきり聞こえるほど鳴いています。
なるほど!SOULNOTEのこのトップエンド電源タップの新旧。
新しい方は筐体内部の制振構造を徹底させていた音の違いが明らかでしたし、各社トップエンドモデルは分厚い金属などのごっつい構造もこの鳴るコンセント対策なのですねえ。
電源タップ下にKaNaDeを敷くと音質が向上するのもよく実感出来ました。
そうしてオーディオ用のノイズカットトランスはどうやら、唸り音が外に漏れないように何らかの対策をしているようです。
その他トーマンのthe t.amp S-150 MK IIのパワーアンプの電源トランス付近も唸っていますが、極小。
DELA N1Z-3も同様。
あえて制振、防音をしない裸の電源トランスのSOULNOTE S3の電源トランスも矮小な音です。うちの電源品質がいいのでしょう(笑)。
ノイズ電源フィルター、IsoTek TITAN SIGMASも鳴っているのですが、矮小です。
ではインシュレーターでは一番評価しているKaNaDeはどのように働いているのか感じてみましょう。
スピーカーエンクロージャーからは当然音楽の音が聞こえます。
スタンドの下の台部分や支柱もこれとほぼ変わらない音量で音楽が聴こえます。
それだけ、スピーカーの音振動を下に逃がしていることがわかります。
メーカーによると、一部だけスピーカーに戻し、大半は下に逃がすという効果がこうして実感できます。
インシュレーターやオーディオボード、電源タップ、電源ノイズカット機器などの効果、良し悪し、効いている帯域チェックに医療用聴診器は便利と思いました。
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