さらにS150を聴き続けて気づいたことです。
S75にもメリットはあった。
おそらく出力段のトランジスター数が半分?で済むからか、小気味良さはS75の方がありました。
クリアさも同様です。
繰り返しになりますが、ローエンドまでの吹き上がりを重視するのか、クリアネスを重視するのかで分けてもいいかもしれません。
決して、S75はローエンドが出ないとか、S150はクリアではないということはなく、あえて両者を比較して違いを述べればという少し?の差です。
それに中高音まで全帯域でS150の方が音力が強いです。
こういう違いはトーマンに限らず、同じメーカーの同じシリーズのアンプで小出力モデルと大型の大出力モノラルモデルとの違いでも感じた個とを思い出しました。
やってみたいのが、それぞれをモノラル使用として、バイアンプに低域にS150を、中高音にS75の合計4台で駆動する贅沢な使い方でそれぞれのメリットを生かす方法ですね。
そのため、ケーブルチョイスでは両者は若干ポイントが異なってくる可能性もありますね。
ケーブルで最終調整も大事かもです。
XLRケーブル選定の別日記の通り、S75では問題なかったアコリバの特注、太い導体のラインケーブルですと、S150はソナス、アマティ・トラディションでは低域が太り過ぎの傾向に。
標準の太さの小気味良さと好みははっきり別れそうです。
それからデジタルプレーヤーの相性はGrandioso P1/D1にはS75が、SOULNOTE S3にはS150がより合いそうです。
全くオーディオは相性から組み合わせ、使いこなしなど奥が深すぎてゴールはないですね。
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