mixiユーザー(id:8290003)

2020年07月05日00:40

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USBケーブル比較試聴

PCとESOTERIC Grandioso D1のUSB接続では、接続そのものの相性がよろしくないアコースティックリバイブの二股ケーブルは点検に回したところ問題ないとのこと。

ESOTERICでもこのケーブルとD1の接続については未確認とのことで原因不明です。

現在はAmazonブランドの汎用の1,000円ほどのUSBケーブルで、こちらでは接続は完全です。

そこで、アコリバのはSOULNOTE S3をUSBーDACとして使うときに活用することにして、D1とPCの接続用USBケーブル選びです。

ほぼ値段順です。
AIM電子  UA3 (USBケーブル)
クリプトン   UC-HR(USBケーブル)
ゾノトーン   6N-Grandio(USBケーブル)
ワイヤーワールド  Starlight8 (USBケーブル)
バンデンハル  VH-USB (USBケーブル)
フォト

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当初1,000円のAmazonケーブルで鳴らして、オーディオ店にその旨話したら「えっ!」と。
それだけ、別段聞けたものではないという音ではないのです。

内心、大幅下剋上を期待しながら聴いたら、がっかり。
上記値段順になってしまいました。

JBLに好相性と常日頃から思っているZonotoneは、USBケーブルに限らず、悪く言えばドンシャリ気味。
そうして音場より音像重視となって、ソナス・ファベール/アマティ・トラディションとの相性は常によくありません。
自分が求めている「見えるように聞こえる音」からは程遠いです。

ワイヤーワールドは同社のUSBケーブルの最上位で悪くはありませんが、クリプトンやAIMと比べるとグレードそのものがワンランク下の音に聞こえました。

意外な掘り出し物がクリプトン。
これは中で電源部と信号が完全にアイソレートされたアコリバと同様の設計思想のものです。
http://www.kripton.jp/fs/kripton/usb_cable/uc-hr

導体そのものも電源線(6NOFC)、信号線(PCOCC-H)を個別に編組シールド(PCOCC-A)し、外部ノイズが入りにくいように独立させましたとあります。

しかし、立ち会った皆、さらに上があったとしたのがAIMの最上位でした。
これも信号と電源伝送が完全にセパレートされているほか、外来ノイズからのシールドがしっかりしているようです。
http://www.aim-ele.co.jp/avd/products/ua3/

金子三有士のESOTERIC録音のSACDハイブリッドのCDレイヤーの英雄ポロネーズのピアノの質感、残響の振る舞いなどの部分での違いは明らかです。

フルートの工藤重典さんの「夢のあとに〜フルート名曲集〜」から1曲目の夢のあとに。

fffで吹く部分ではさすがにAmazonケーブルでは煩く感じますが、AIMやクリプトンになると余裕をもってこなしていく感じです。

様々な部分で向上している現代オーディオでは、こうしたUSBケーブルなどのケーブル吟味は基本作法とあらためて認識しました。

どこかに汎用ケーブルなどがあれば、ここが足を引っ張って、全体のグレードが低いままです。


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