うっかりスマホ、携帯を持たないまま東京でしたので、かえって400ページ以上の表記本をしっかり読むことが出来ました。
電子関連の仕事をされている、興味ある方には是非オススメできる本でした。
グラハム・ベル、エジソン〜その後の天才技術者の数々。
エジソンは開発のためには食事やシャワーすら無意味と、1日18時間労働、家にも帰らずに研究室にこもりっぱなしで臭かったそうです。
戦前のアメリカ大陸の横断する電話回線が出来るまでの、オーデオンという真空管の発明から発展まで。
その中で戦中か戦後ほどなく、今のCDほかデジタルソフトに通じる損失なく、そのまま音声を伝えられるデジタルPCM方式の発見と採用。
戦中の真空管の1000倍の能力を持つマグネトロン素子レーダーの開発の歴史。これで日本軍の真珠湾攻撃の戦闘機集団も事前にわかっていたこと。
アメリカ、イギリス間を伝達できる海底ケーブルの開発。
消費電力が大きくと製造が不安定、寿命も問題だった真空管に代わるゲルマニウム&シリコンの半導体の発見と開発。
アメリカ全土を網羅する無線システムの開発。
0.1の2進法で全ての情報を伝達どころか、深さ=人間以上の思考=人間に負けないチェスコンピューターの開発。
ベル研究所という組織の物凄さとオーディオ関連なら関連会社で出資者でもあったWestern Electricも出てきます。
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