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2019年12月07日08:11

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ヒートショックで祖母が死んだ

ヒートショックで祖母は浴槽で亡くなりました。

暖かい部屋から寒い浴室に移動すると、体は室温の急激な変化から体温を調節するために、ブルブルと筋肉を震わせて熱を作ります。

ヒートショックで亡くなる高齢者は増えるばかりとか。
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ヒートショックのメカニズムです。

同時に血管を細くして、皮膚の下に流れる血液の量を減らし、体の熱を外に逃がさないように調節します。血管が縮むと、血液が流れにくくなるので、血圧は急上昇します。

しかし、浴槽の温かい湯につかることで、血管は拡張し、急上昇した血圧が、今度は急激に低下してしまうのです。

その後も、浴槽から出て体を洗ったり、あるいは熱い湯船からいきなり出て寒い脱衣所に移動することなど、一連の入浴行動の中で血圧は急激に大きく変動します。

健康な若い人なら、血圧の急上昇や急下降にも耐えられるかもしれませんが、高血圧や糖尿病、脂質異常症など動脈硬化が進行した高齢者では、血圧の上昇による心筋梗塞、致命的な不整脈、脳梗塞や脳出血などを引き起こしやすくなっています。

反対に、血圧が低下することでめまいやふらつきが起き、または意識を失って、転倒や溺死という結果を引き起こすこともあるのです。

うちでは新築にあたって入念にこの対策を施しました。

浴室を温める。
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この予備暖房スイッチで数分で浴室は暖かくなります。

脱衣所、トイレは温水暖房
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風呂などの温水をそのままパイプに流して部屋を暖める方式です。

このヒーターはタイマー制御できますので、毎日起きる前にヒーターを入れて、リビング&ダイニングを温めています。
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遠赤外線そのものなので、心地よい暖かさ。

皆様も父母、祖父母、ご自身などヒートショック対策は是非とも!

これと逆ですが高温浴槽温泉で毎年野沢温泉と草津温泉で死人は冬に何人も。

あんな45度を超えるような浴槽は、長野県温泉協会も問題視しています。

ヒートショックも知らなかった、未開の時代の産物温泉ですね。
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