ちょうど上京期間中も相まって参加申し込みした試聴会です。
試聴会の目的はAV機器の性能確認はもちろんのこと、音質がいい、知らなかった音源、知っていてもオリジナル盤など貴重音源でのレコード、デジタルコンサートの側面。
さらにアキュフェーズの技術ならではの、音量を上げたまま、電源をオンオフでは保護リレーの接点にいきなり電力からの火花が飛んで、炭化して一発で導通不良になること、なぜリレーやアルプス製、松下電器製カーボンコンポジット可変抵抗器がダメで修理では音が出ても一斉に交換せざるを得ないか、そうして使いこなしの定在波の悪影響の回避。
部屋での定在波の節と山部分を体感しようと、低音の一定周波数を鳴らしっぱなしにして部屋を移動すると、その音が完全に消えたり、聞こえたりするポイントがあることを実感させていただいたり、毎回勉強になることばかりです。
あの故出原社長からは、現用のJBL075ツイーターのホーンはアルミ押し出し材でベストではなく、これを真鍮削り出しの代替品ホーンパーツにすると見違えるリアルなシンバルの音質になること、高島元取締役で開発技術者とは一緒に飲みに行来ました。
使ったことがあるCDトラポとDACのDP-80L、DL-81Lの開発秘話や現用のデジタル変換を世界で初めて行ったT-1000、FMチューナーのS/N向上、完全なチャンネルセパレーションなどからどうしてデジタル変調を思いついたのかなどの開発秘話など、かなり勉強射させていただきました。
今回はアフターサービスでは絶大な信頼があるアキュフェーズのサービス技術者の講演会です。
内容は以下のようです。
スピーカーがJBL38センチウーハーではベース、バスドラムなど低音楽器の音質には期待できませんが、お話には興味津々です。
アキュフェーズ試聴会「THE DIALOGUE」シリーズの7回目はアキュフェーズ株式会社 渋谷 清氏にお越し頂きます。品質保証部参事という肩書きを持つ渋谷氏はアキュフェーズが誇る修理のエキスパート。初代モデルからのすべての修理を現在も担当されていらっしゃいます。その渋谷氏のお話はアキュフェーズユーザーのみならずアキュフェーズ製品に関心のある全ての方の心に響くと思います。
渋谷氏はまた超ジャズキチとしても知られた方です。その渋谷氏の秘蔵ディスクで思いっきりジャズを鳴らしてみたいと考え今回の試聴会を企画しました。JBL S9900の2ウェイマルチ駆動とROKSAN XERXES 20 によるアナログ再生、アキュフェーズのフラッグシップモデルでジャズを熱く鳴らします。
「THE DIALOGUE/7 渋谷劇場@DYNAMICAUDIO」
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
プログラム
渋谷 清アワー 「修理は最高!!」(前半)
「ジャズは最高!!」(後半)
日程:2019年11月17日(日)
時間:14:00〜17:00予定(開場13:40、休憩あり)
場所:ダイナミックオーディオ5555ー2Fー
解説:アキュフェーズ株式会社 渋谷氏、小串氏
使用機材(予定):JBL S9900 ROKSAN XERXES 20 RPM
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