拡散希望です。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という立場から当事者として振り返ってみたいと思います。
・温暖化が原因なのに、温暖化対策を語る政府もマスコミも何もない。
今回の超大型台風は、温暖化を背景、具体的には秋なのに、太平洋の海水温度が日本近くでたしか27度と異様に高い。
ここから水蒸気とエネルギーが供給され続けた結果大型化し続けて、日本の上陸したとされていますね。
ところが、温暖化対策を根本から考え直そうという姿勢はまったくないようです。
世界温暖化会議では、日本はアジアなどに最大の二酸化炭素を排出する石炭の火力発電所を輸出していると非難されているとか。
一部のそういう発電あきんどと政治家、マスコミがつるんでいるのかもしれませんが、今後も温暖化は進むばかりとなれば、さらに大型の台風に襲われても別段不思議ではないですね。
温暖化会議から離脱したアメリカの大型ハリケーンともども、そういう姿勢への自然からの報復と言われても仕方ないです。
・天気予報、気象予報士はいい加減。
今回の台風では主に強風対策が強調されて、窓にテープを貼りましょうといった対策のみが強調されていたように思います。
結局、風はたいしたことはなく、主な問題は降雨量でしたよね。
それも、台風の下側(北側)の風が強いのでより注意とされていて、予報からその上になる長野県の自分はさほどのことがなく通過するのではと思っていました。
スーパーコンピューター、大量の天気予報士、民間天気予報会社に関わらず、なかなか進路も正確に予想できるわけではないばかりか、何が危険かすら適切に予報できないようです。
・一斉被害の台風や地震では行政も報道もあてにならない。
たった1局のNHKのみで県下各地、全国各地のきめ細かな報道が出来ないばかりか、今回のように洪水発生の各所を予想して行政職員や記者がくまなく張り付くというのは限られた人数では不可能と思います。
また道路も寸断されて、後から現地に行けるわけでもありません。
今回も明るくなってからヘリなどを飛ばしてようやく被害確認です。
後から確認では遅すぎますね。
結局即時情報で役に立つのは地域を絞って検索できるツイッターのみでした。
・報道も絵的に使える一部地域
例えば長野市なら、うちの周囲3kmくらいは床上、床下浸水で、家から掻き出した泥のかごで道路は溢れています。
また雨之宮という地区でも同様に1Fが完全に浸水して2Fに逃げないと命の危険があったそうです。
こういうところでは新幹線が水没したわけでもなく、堤防が決壊したわけでもないので絵的に面白くないのか報道すらされません。
自衛隊も県庁などに集結していても、注目されていないうちの近隣で姿を見かけることもなければ、おそらくボランティアも来ないと思います。
・ハザードマップは正確
報道でも言われているとおり、自治体ハザードマップは正確でした。
うちの周りでもそうです。
レベル5地区は1Fの全部とか半分などの床上完全浸水、レベル4のうちの周りでは床上か床下浸水。
もしこれからアパート、マンション探し、自宅新築されるなら、こういう地域は避ける。
作るにも盛土を30cmするだけで被災のある無しの差が生まれました。
・防災警報はあてにならない
大雨のために非難警報が鳴るスマホやテレビなどで出る防災警報はもう役に立ちません。
行政も出しておかないと、何かあったときに責任問題になるのか常時出している風です。
もうスマホが鳴ってもまたか!です。
・屋外スピーカーは役に立たない
高気密高断熱の現代住宅では屋外でいくらスピーカーで呼びかけても聞こえません。
ほとんど無駄です。
自治体の一部で普及した、無線ラジオで呼びかけるくらいでないと非難指示などは伝わりません。
・非常道具は事前に。神経質くらい念には念を入れて
500m先まで照らせる強力LEDライトは自衛隊に貸与するほど役に立ったことは日記のとおりです。
少なくとも100均に売っている懐中電灯ではないよりはマシ程度で、洪水の中避難した方がいいのか、どちらから水が押し寄せているのか全くわかりません。
うちの場合は土嚢があればさらに安心でした。
事後には高圧洗浄機です。泥の片付けに強力に役立っているのを近隣の様子でわかりました。
その他食料なども都内ではパンなど全て売り切れなど、報道があってからあわててですと調達すら出来ません。
・助けに行政も消防署も警察も役に立たない
今回のような同時一斉の台風や地震被害にたとえば自宅や施設で寝たきりの老人、病人がいても、遠くの家族親族はもちろん、救急車を読んでも誰も助けに来ません。
隣近所両隣があてになるだけです。
自治会による隣組制度をしっかりさせるべきです。
今回のような全国被害には海外のレスキューも来てくれるかもしれませんが、すぐに来られるおそらく隣国韓国、中国、北朝鮮などはあてにならないでしょう。
その意味で隣もわからない都会はいざというときに悲惨だと思います。
・役所の建設場所
いざというときのレスキュー拠点となる市役所、県庁についてです。
飯山市の飯山市役所は洪水被害は3Fまで及んで、4Fからしか使えないそうで、別場所に臨時市役所です。
隣の千曲市で浸水したのは最近新築したばかりの市役所界隈のみです。
これでは大雨が続く今後は困りますね。事前にハザードマップなどで建設場所や堤防などの対策は出来なかったのか。
役所が機能しないのでは、災害後の復興にも影響しています。
・スーパー堤防
予算的に河川全体にスーパー堤防が無理なら、仮に規模を大きく作ったら、支流に嵩が増した本流からの河川水が逆流して結局支流界隈の地区が全滅します。
まだありますので、思い出したら書き足します。
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