一昨晩から再生ソースをJAZZに絞って鳴らし続けている自作ホーンスピーカーです。
これだけ集中的にホーンスピーカーを鳴らしたのはこちらに昨年の8月に引っ越してから初めてです。
それだけ、ようやく自分がイメージする楽器の音、特にベースやドラムスが鳴るようになりました。
スピーカーそのものは
ウーハーは励磁型のWE TA-4181Aのレプリカです。
横浜勤務時代に通ったELTUSが特別に差額交換してくれたおかげで、これの他、ALTEC515 515B、416、JBL150-4C 130A、LE15Aなども使いました。
関内のJAZZライブハウス、エアジン、BAR BAR BAR、伊勢佐木町ドルフィー、で毎日繰り広げられていたJAZZライブを生録させていただいたDATを再生してもなかなか納得できるベースやバスドラムの音が出ず。
そこでのプロベースに頼んで、一緒にELTUSに行ってもらい、上記ウーハーを端からその人のCDを鳴らして、どれがそのベーシストの出したい音か聞いて選んだ思い出あるものです。
もうあれから30年。箱は全ての辺が1:√2-1という黄金比率になるように自分で設計したものです。
裏の端子は信号端子の他、励磁用のDC端子もあります。
MIDはJBL375のコンプレッションドライバーの磁気回路をそのまま使って、振動板だけをWE594のダイヤフラム アルミニウム合金の軽さと強度を応用した例として、航空機材料としてのジュラルミンを振動板に用いたものに換装しています。
だからうちのミッドはJBLというよりWestern Electricのそれに近いです。
ホーンの壁を直撃する一次反射はこのように、KRYNA社 拡散のアステカと吸音のワタユキを交互に並べたアステカタワーを横に並べると拡散、吸音で柔らかくなって、聞きやすくなりました。
ハイはJBL075のホーンを真鍮に、そうしてTAKET社のBAT MASTERをスーパーツイーターに。
音が生き返ったのは、大きかったのは偶然見かけて、試聴をお願いしたところ、浅井社長自ら韻(hibiki)をトランクケースに入れて持参して効果効能を確認したこちら。
試聴が終わって、韻(hibiki)を撤去すると、元のボーボー、ボンボンとこちらから耳をそば立ててきかないと、ベースのピッチやバスドラムのヘッドチューニングなどがわからない風。
納品までに1ヶ月以上かかりましたが、その間はやはり聞かなくなりました。
これを立てると一気に改善されます。
そうして、足元の砂入り床の板を反りにくいMDFに交換
音響的に吟味されたインシュレーターを足として入れて
ここまでやると、ローとミッド、ハイのバランスが崩れます。
韻(hibiki)が低音を吸う分、ミッドを1dB下げました。
近くのプロが調整されたY邸のホーンスピーカーにはかないませんが、他人さまに聴いていただいて恥ずかしくない音になったと思います。
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